文系(絵とか画集とか)

2015年1月22日 (木)

ルソーはお好き?

ジャン=ジャックじゃなくて、アンリの方。

アンリ・ジュリアン・フェリックス・ルソー(Henri Julien Félix Rousseau、1844年- 1910年)。

いわゆる素朴派の画家です。ワタシは好きです。

画像検索よりYouTube検索の方がいろいろ出てきます。

お勧めは、↓ルソーの絵をばらしちゃったアニメーション・・・音楽もいいです。

other projects - henri rousseau paintings animated」 6分
http://youtu.be/vWQpZiiN4Hw

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150122_jungle2

↓エリック・サティの音楽に乗せたスライドショー

HENRI ROUSSEAU avec ERIK SATIE•*¨*•♫ 」 10分。
http://youtu.be/XsCrvTPtcM4

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上のアニメーションの「パーツ」の出所が分かります。

(*^ω^*)ノ彡

(何やってんでしょうねワタシ。本格的に風邪ひき始めています。生姜湯飲まなくちゃ。)

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2015年1月21日 (水)

ニコ・ピロスマニ

ピロシキの小さいのを2個・・・

失礼しました。Niko Pirosmani。グルジアの画家です。亡くなってそろそろ百年。

グルジアってどこよ? 旧ソ連邦です。昔は「ソ連」でひとくくりにしてました。

で、ピロシキがどうかしたって? じゃなくてピロスマニがどうかしましたか。

ワタシ、インフルエンザ恐しで外出を控えております。自分のことだけなら罹患したとて寝込むだけで済みますが、某お世話係をしておりまして、早い話が生き物係は休みがないよのね。世話を怠ると祟りがあるのよね。インフルエンザをうつすのも厳禁なのよね・・・

というわけで、休みの日はお散歩もせずひたすら掃除洗濯整理整頓各種工作に励んでおります。

で。映画パンフレットの箱を整理しようとして追憶の扉を開けてしまったのでした。

出るわ出るわ、昔観た映画の思い出が。

その一つが「ピロスマニ」。1969年制作、日本公開は1978年岩波ホール。ピロスマニがどういう人か一切の予備知識なしに観まして、グルジアの色彩の美しさに圧倒された記憶がありました。

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ニコ・ピロスマニ(正式にはピロスマナシヴィリ)は、正規の美術教育を受けていない、いわゆる「アール・ブリュット」の画家。素朴派という方がわかりやすいかしらん。1862年に生まれ、1918年不遇のうちに生涯を閉じました。

↓こんな絵を描いています。いいなあ・・・

Noko_kojika

「小鹿のいる風景」(1913年)。

YouTubeに作品紹介がありましたので、ご覧くださいまし。

Pirosmani」 4分 http://youtu.be/LHltmb1Bzok

Niko Pirosmani」 6分 http://youtu.be/O0q0dU0NssY

映画「ピロスマニ」もYouTubeにありました。

Pirosmani (film rusesc cu subtitrare in limba romana) 」 81分。
http://youtu.be/ta7EI7OoxUA

おお、観るざます・・・グルジア語ざます。理解不能な字幕が付いてるざます。

ネットで解説を探しましたが、大雑把な筋書きだけしか見つかりません。

絶望的・・・ではありません。うふふ、昔の映画パンフにはシナリオが採録されているのですよ。では。

80分間、名画鑑賞の時間でした。昔の記憶では実に鮮やかな色彩が溢れていたのですが、今回の動画では画面が小さいせいか、あるいは制作後45年を経ての変化か、画面が暗い。暗いのですが、ことごとくの場面がそのまま絵画の観を呈していました。

映画としても名画だ・・・

映画は、若きピロスマニがそれまで暮らした地主の家を出ていくところから始まります。地主の娘が別れを悲しんで泣いていますが、ニコラ(以下映画ではニコラ)、どうしても町へ出ていきたい。

Niko_3

(↑画面下に字幕、さっぱり解読できません。)

場面が少し進んで、レストランに二人の男が入ってくる。二人は画家。壁の絵に目を留める。画家ピロスマニが中央画壇に見いだされた瞬間。

ニコラは旅暮らしに飽きて、友人ドミトリと食料品店を始める。が、なにかに興味をひかれると客を放り出してしまったりで、商売向きではない。姉夫婦が結婚相手を世話し、田舎で婚礼が行われるが、途中でニコラは姉夫婦に騙されたと思い逃げ出してしまう。

↓婚礼の場面。

Niko_23

↓同じく婚礼の場面。

Niko_23_2

婚礼騒動が原因で、ドミトリとも仲たがいし、食料品店は閉店、貧しい人々にありったけを与えてしまう。看板の牛の絵も、通りがかりの男に乞われわずかな金で売ってしまう。

と、この調子で解説をしていったらきりがありません。

ごくごく大雑把にまとめると、ニコラは絵を描くことで町の人に愛されたが、中央画壇に「見いだされた」が「基礎ができてない」との批判にもさらされ、人々に見下され冷笑される。

Niko_61

↑ニコラを冷笑する三人の「友」。右に「キリン」の絵。

「なぜだ。俺が何を求めた。俺に大げさな約束をしたのは奴らじゃないか。俺は何も変わらん。今まで通りやる。俺には主人もおらん。俺が絵を描くのは聖ゲオルギーにせきたてられた時だけだ! 違うか!」

(岩波ホールのパンフから)

アンリ・ルソーも冷笑され続けたし、モディリアーニも生前は評価されなかったし、「美」は理解されるまで時間がかかるのでしょうかしら。

(たちまち評判になる作品は忘れられるのも早い、という事実はありますよね。)

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2012年12月20日 (木)

出会い頭、またはデコ頭

出会い頭は「事故」などの枕詞、じゃなくて接頭詞、じゃなくて、単に「出会った途端」のこと。

交差点で初めてお会いした対向車などに時候の挨拶する暇もなく、グワッシャーンといっちゃったりします。

デコ頭とは、いま流行のデコデコヘアの盛り髪のこと、じゃなくて、でこっぱち頭のこと。

それがどうかしましたでしょうか・・・

ワタクシ、本を読むのが好きです。

読む本がどうしても偏ります。

人間が偏っているのが最大の理由ではありますが、それとは別に本との出会いは案外限られているからでもあります。

図書館に行っても、結局いつも似たような本ばかり借りてきます。書店をマメにチェックしても限りあるし・・・

もしかしたら、もの凄く面白い本を知らないのでは・・・ひょっとして大損こいている?

(物事を損得で考えるのはいい加減やめましょうね。←自戒)

ところで。

読書の最大の楽しみは、何を読もうかな、と探している過程にあります(と思います)。

(映画は予告編が一番面白いのと同じ・・・)

で。

借りて(買って)帰っておうちで開いてみたら、なんだかつまらない・・・のもしばしば。

最近は見切りが早いですよ。つまんない返しちゃえ(売っちゃえ)・・・って。

人生の持ち時間の残りが見えつつあるんですもん。

ですが。

面白い本とは、向こうから飛び込んでくるもんですねえ。

ぜんぜん予想してなかった本との出会い頭の運の尽き、じゃなくて運命的な邂逅。

先日美術書の棚にありましたですよ。

「偏愛ムラタ美術館」 村田喜代子 平凡社 2009年11月18日

村田喜代子さんは作家です。美術評論家ではありませんが、それゆえ逆に、面白いものも無味乾燥に干からびさせる専門家の硬直した解説(多いんですよぉ)とは違った、報復絶倒、じゃなくて抱腹絶倒の絵画解釈が楽しめます。

この本のトップが「ゴッホの浮世絵」です。ゴッホは日本に憧れて浮世絵を模写しておりますが、

(11ページ)(広重の「おおはしあたけの夕立」の模写絵について)

〈ゴッホは浮世絵の軽みを描けないからどうやっても絵画なのである。しかも変な絵画なのだ。何というか、浮世絵以上……、油絵未満、とでもいうような、正体不明の絵画である。〉

もっと変なのが

(13ページ)(渓斎英泉「雲龍打掛の花魁」の模写絵について)

〈仰天するのは花魁の絵の背景が真っ黄色なことである。広重の浮世絵もよく黄色を用いるが、何しろゴッホの黄色なのだから毒々しいほど猛烈だ。そして絵の枠の外にも、これまた風情を薙(な)ぎ倒す黄色い水草の生い茂る沼みたいな池が描かれ、ぼってりした蓮の花が咲き、浮世絵の儚(はかな)げな生きものとは似ても似つかぬガマガエルが棲息しているという按配なのだ。〉

そのガマ↓

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艶やかなはずの花魁の裾でガマが2匹談判中。悪代官みたい・・・

渓斎英泉「雲龍打掛の花魁」の絵は、千葉市美術館の展覧会情報に小さくあります。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2012/0529/0529.html

ゴッホの花魁は「サルヴァスタイル美術館」サイトで大きな画像が見られます。
http://www.salvastyle.com/menu_impressionism/gogh_figure.html

「偏愛ムラタ美術館」 の表紙には「ブールデルのレダ」が使われています。絵の素性を知らなければ、おとなし目のただのカバー絵なんですけどね・・・

で、村田喜代子さんの骨董を扱った新聞連載小説「人が見たら蛙に化れ」が面白かったことを思い出しました。他の作品も面白いに違いない、と借りてきたのが

「ドンナ・マサヨの悪魔」 文芸春秋 2009年5月15日

出来ちゃった婚の娘夫婦が同居することになった「ばあさん(娘のお腹の中の生きものがそう呼びかける)」の一見平凡な日常は、アクマの深遠な話とかみ合うようなとことんすれ違うような・・・

で、カバーがですね、マーク・ライデンでした。おおおっ。ちょっと見はブライス人形のような可愛いデコッパチ頭の絵を描く人です。ちょっと見はね・・・

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↑これは部分。裏表紙が全体に近い画像なのですが、バーコードあり図書館の所蔵シールありで、鑑賞には不向き。

だもんで、画集を借りてきました。

「不思議サーカス」 マーク・ライデン(Mark Ryden) ピエ・ブックス 2006年3月14日

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74ページ「創造の女神」 (The Creatrix)。

以前マーク・ライデンを見たときはそれほど好きではなかったのに、うーん、いいですなあ。

複製画でいいから(というより本物が買えるわけない)欲しいなあ・・・

ですけどね、この絵を見て「あら可愛い」と画集を買ってはいけませんよ。確かに一見可愛い。が、毒がたっぷり溢れています。「人間の善意」という無邪気なものに対する冷ややかな悪意という毒が。無垢なる悪意があるとすれば、この画集に凝集されています。

免疫のない方にはお勧めできませんし、まして子どもへのクリスマスプレゼントにしてはいけません。うなされるだけではすみませんよ・・・

と、脅しておいて、ツラの皮の厚いおばさんは、関連図書をネットで探します。

あるんですよね、一見可愛いけど、それ以上のなにか、というものが。

これ↓なんか欲しいです。

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「Animal Love Summer」 Marion Peck

これも一見可愛いのですが、どういう内容でしょうかしら。

Marion Peckのサイトを見ると、マーク・ライデンといい勝負ですよ・・・

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2012年9月 1日 (土)

『金子國義の世界 L'Elegance』

9月になった途端、東京地方は朝も土砂降り午後も土砂降りで、一気に気温が下がりました。このまま涼しくなってくれませんかね・・・

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『金子國義の世界 L'Elegance』

金子國義 平凡社 2008年7月14日
(7月14日=パリ祭・革命記念日ですよん)

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(表紙は「気分を出して」(1992年)の顔の部分。)

ワタクシの好きな画家です。

もう30年以上も前、銀座かどこかの画廊に個展を見に行きました。

小さな画廊でして、金子さんの親しい人達が集まっていたようで、当時付き合っていたオトコと二人で入っていくと一斉におしゃべりが止まりました。

こんばんは、とでも言えばよかったのでしょうが、なんとなく言いそびれて、内輪の集まりに乱入したような気がして早々に引き上げてきましたが、惜しいことしたな、話しかけていれば今頃・・・

(そのオトコは年代こそ違え、金子さんと同じ日大芸術学部出身でしたので、あんたが取り持ってくれれば良かったんだよっ、とは今だから口走れることで、当時可憐な乙女だったワタクシには言えませんでした。)

その金子國義さんの画集兼自伝的エッセイ兼ナントカみたいな素敵な本です。

様々なジャンルの「美しいもの」に飾られたアトリエの写真は、それ自体がまた美しい作品のよう。

ルキノ・ヴィスコンティ『ヴェニスに死す』でビョルン・アンドレセンが来ていたセーラー服まであります。

もうひたすら「美」の世界。

お耽美とでもなんとでも言ってください。好きだな、この世界・・・

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さて、実はこの表紙を見たとき、思わず(ヘルタースケルター)と口走りそうになりました。

原作の岡崎京子さんのコミックスの方です。

自宅には岡崎京子さんのコミックスがほぼ全巻あります。同居人の趣味ですが、ワタクシもほとんど読みました。

が、取り出してまじまじ見ると、似てるかなぁ・・・

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『ヘルタースケルター』 岡崎京子 祥伝社 2003年4月20日
(雑誌「FEEL YOUNG」掲載は1995~1996年)

似てないよなぁ・・・

でも、印象は「そっくり!」だったんだけどなぁ・・・

なんでだ。

ネット検索して、「Read me/本の話」というサイトに行き当たりました。
http://www.c-player.com/ac91956/thread/1100074579902

〈金子國義の絵は攻撃的で扇情的で好き。〉

と書かれていたのを読んで、ああそうなんだと思いました。

「ヘルタースケルター」も、攻撃的で扇情的です。その部分が「そっくり」という印象となってしまったのでした。

(金子國義のコアなファンの方、怒んないでくださいまし)

違うのは、金子國義さんの世界が「静」であるのに対し、岡崎京子さんは「動」。

それも喧しいくらい泣き喚き散らす「動」。

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(「ヘルタースケルター」から)

岡崎京子さんは1996年の事故以来、創作活動を実質休止しています。

もしも復活したなら、現実の方がコミックスを超えてしまったような今、静かに攻撃的で扇情的な話を書くのかなぁ・・・

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2012年4月 2日 (月)

「藤田ミラノ ヨーロッパに花開いた日本の抒情」

先日図書館でみつけました。

「藤田ミラノ ヨーロッパに花開いた日本の抒情」
中村圭子編 河出書房新社 2011年3月20日発行

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わあ~懐かしい~

藤田ミラノさんの少女画をリアルタイムで知っている方々は、そりゃもう圧倒的に「女学生」の方々です。「女子学生」じゃありませんですよ。「女子高生」でもありません。旧制女学校の雰囲気を色濃く引きずっている古き良き日本女子世代・・・

かく言うわたくしはですね、残念なことに女学生ではありませんでした。その予備軍でさえもない、野育ちのガキンチョ。

なんで懐かしいかというと、そのガキンチョがマセガキになりかけた頃、古書店で「女学生の友」を数度買ったことがあるからです。掲載されていた少女向け小説のほとんどは忘れてしまいましたが、藤田ミラノさんの挿絵だけは感銘を受けて覚えていました。

「感銘」というより「影響」ですかしら。

せっせとノートの後ろの方に、鼻筋の通った美少女の模倣画を書いておりました・・・とさ。

なんで今頃、藤田ミラノさんの本が、と思ったら、昨年2011年4月に弥生美術館で「藤田ミラノ展 ~ヨーロッパに花開いた日本の抒情~」をやっていたのですね。
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/exhibition/yayoi/1104.html

東日本大震災の直後でした。気付く余裕がなかった・・・

ところで、今自宅に昭和37年頃の「女学生の友」が4冊あります。その昔のマセガキ時代に買った雑誌を後生大事に取っていて・・・ではありません。

古書店の店頭で1冊100円で売られていたのを数年前に見つけました。緑のビニールテープで体裁構わず補修してある、一部表紙は取れている、住所氏名の書き込みはある・・・と状態は最悪ですが、だから安いんです。

物好きですから即買ってきました。買ってきて読んでみたら、まあ面白いこと。

小説ありファッション(モードという言葉)あり英会話ありペン習字料理あり平和運動ありスターの噂話あり洋服の作り方あり読者の投稿は自作の詩やお習字や絵・・・文通コーナーには住所氏名全記載。各種懸賞当選者も住所氏名全記載・・・個人情報保護法がなんぼのもんじゃ・・・

50年前の日本女子の精神構造は現在と大違いで、恥ずかしくなるくらい素朴で生真面目で・・・読者全員カマトト風味。そのまま現在に当てはめたら、ずれまくること必至。

そのほか細かいところで、小説中の母親が急病で往診を頼むため電話するシーンなんぞ番号が「一局の〇五二九」とかだし、だいたい電話そのものが街角のパン屋の赤電話(公衆電話)・・・

電話が一般家庭にほとんどない時代でしたね。

さて、藤田ミラノさんの挿絵ももちろん載っていました。

連載小説口絵
↓「女学生の友」昭和37年2月号

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↓「女学生の友」昭和37年3月号

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↓「女学生の友」昭和37年5月号

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↓「女学生の友」昭和38年1月号

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抒情画シリーズ。掲載号は上の口絵と同じ順。

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なにせ50年前の雑誌です。紙は酸化して変色しています。

色もかなり褪せていると思い、しかし元の状態がわからないので、photoshopの自動機能で補正しています。

もっと淡い色かな・・・と思いつつ・・・

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2010年8月 9日 (月)

タッシェンのシーレ

エゴン・シーレ(Egon Schile, 1890-1918, オーストリアの画家)の、美術出版で有名なタッシェンの画集です。

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近所の某新古書店で105円で売ってましたので、迷うことなく買ってきました。

1993年版、右端に「日本総代理店㈱タトル商会」と、懐かしい名称のシールが貼ってあります。(現:株式会社タトル・モリ エイジェンシーです。)

エゴン・シーレは多分一般受けする画家ではないからでしょうが、それにしても105円とは。

かなり昔に映画を観ました。タイトルは「エゴン・シーレ」。1980年、西ドイツ(まだ東西に分かれていた)とオーストリア、フランスの合作です。

エゴン・シーレをかの美青年俳優マチュー・カリエールが演じていました。
(音楽にブライアン・イーノ、とあるのですが、こっちの印象はさっぱり)

詳しい内容はさっぱり覚えていないのですが、シーレが破滅型の芸術家であること、爛れたような当時の情勢などが印象に残っています。

28歳でスペイン風邪にやられて早世したのですが、もしその時生きのびていたら・・・・その後の人生もさぞ生き難かったでしょうねえ、と思ってしまいます。

手放しで「好きです」とは言えないのですが、とても気になる画家です。

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2010年7月 7日 (水)

本を買う2

原則として本は買わない図書館で借りて読む、はずですが、買ってしまうこともある。それは、借りて読んだけど読み直したい本である、あるいは図書館においてない本である。

というのを前に書きました。

もう一つ「安かったから」というのを付け足します。安けりゃいいってもんじゃないのは物事全般に通じる話ですが、ご近所の某bookoffでは、ええーっという本が105円で出ます。買わずにいられよか。

↓これ。大きくてスキャン画面からはみ出して、左右と下が少々切れていますが、大勢に影響ありません。(大勢はたいせいと読みます。おおぜいじゃありませんです)

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ご存知、タッシェンの画集です。英語版。古いわけじゃなし書き込みがあるわけじゃなし、なんで105円で売ってしまうのでしょう。売れそうもないから? どっこい、金欠物好きが早速買いましたがな。

一緒に乾正雄氏の「夜は暗くてはいけないか 暗さの文化論」も105円で買いました。図書館においてありそうな本でしたが、内容がとても興味深かったのです。まだ読んでいませんが、一言でいえば「明るければいいってもんじゃない」(独断)。

なんでそんなことに興味があるかというとですね、ベッドサイドのスタンドの電球のワット数があっという間に減少せざるを得なかったからです。

一頃は100ワットを使用していました。暗いと目に良くない、と思い込んでいたからです。スタンドの定格ワット数は80ワット。つまりオーバー。調光機能のあるスタンドですが、オーバーはオーバーで、傘が焼け焦げたように劣化したので、80ワットに変更。電球が切れたときに60ワットに変更。しばらくそれで良かったのですが、不眠症気味になって、就寝前に60ワットは明るすぎる、と思い40ワットに変更。暗いとは感じませんでした。

それがですね、40ワットに慣れてしまったら、どうにも明るすぎる気がしてきて、20ワットに変更。今のところじぇんじぇん問題ありません。

どういうことざましょ。

一頃体調がよろしくなく、暗くなると見えづらいという事態が続いていましたが、もろもろのストレスが大幅に減少した昨今、暗闇でも不便を感じなくなりました。だからだと思います。

そうなると、あちこち明るすぎるのが気になって気になって。お店のピカピカしてる所なんぞくっきりばっちり顔のシミシワくすみまで露わになっちゃいそうで入る気がしません。

だもんで、今自宅はうすぼんやりモードです。昼はほとんど照明をつけませんし、夜も細かい作業をする時以外は常夜灯だけでうろうろしてたり。じぇんじぇん不都合ありませんなあ。おかげで、深刻な不眠症が少しだけ改善しています(ような気がする。)

別口で「クモの話」というのも100円で買いました。八木沼健夫 北隆館昭和44年発行480円。クモは雲ではありません。よみもの動物記という副題がついています。安かったのと、図書館には置いてなさそうな気がして買ったのですが、どっこい、地元図書館にありました。

けど後悔してません。だって、大好きな「蜘蛛」の話なんですもん。悪趣味と言われようが、蛇、蜘蛛、蛙大好き。毛嫌いする人の気が知れません(正反対の感想を持つ人の方が多いでしょうけど)。

「よみもの」と銘打ってあるだけに、読んで楽しい動物記になってます(まだ読んでないけど)。

で、ふと気がつけば、買ったけど読んでない本が一杯。さっさと読みましょうね。人生の残り時間はあっという間に消費されちまいますぞ。

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2009年9月17日 (木)

タッシェンのエッシャー

とはなんでしょう。
TaschenのEscherです。ドイツの出版社の画集のエッシャーの巻です。

Book Offで105円なのを見つけました。即買うです。にんまりしながら店内を回って、また美術コーナーに戻ってきたら、あれえ、さっきは見逃していたみたいで、Taschenの画集が他にもありました。

ダリ、ルネマグリット、クリムト、シャガールです。全部買うです・・・と思ったけれど、なあーんか違うんですねえ。発色がいまいちで、全体の構成もなんか・・・

一言でいえば、どんくさい。ファブリなどのイタリアの画集がほれぼれするようなものであることが多いのに、物体としての作りがどうも。ダリやマグリットは好きな画家であるにもかかわらず、所有することが恥ずかしいような感じで。

で、迷った挙げ句、エッシャー+クリムト、シャガールで手を打ちました。

さして目が肥えている訳でもないのに、どうにもこうにも受け付けないものってあるんですねえ。
ちなみにタッシェンはアートブックの大御所らしいです。Book Offでみつけた本が古いものだったからでしょうか。

エッシャー1989年(日本語版1993年?)
クリムト1994年。
シャガール1993年。
クリムトだけ210円250円でした。なんで?

090917escher

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090917chagall

発色は店内の照明のせいだったかも。家に帰って広げてみたら、それなりでした。

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