1月25日(土)は、井の頭公園池かいぼり・おさかなレスキューの初日です。
↓9時半の開始時間を過ぎて到着して、いきなり目にしたのがこれ。

鯉の路上販売、ではありません。
捕獲された魚は「計測」ステーションで、固有在来種と外来種に分けられ、計測やらカウントやらされます。
固有在来種は、その後、弁天池へ放流されます。その順番待ち。
外来種はですね・・・ちょっと気の毒なことになるのですよ。
の前に、おさかなレスキューの現場に行きます。
井の頭池全体でするのかと思っていましたが、この回はひょうたん橋手前の部分でした。
特等席と思われた七井橋の上からは遠く、よって橋の上は超望遠カメラを構えた報道関係者がいるものの、すかすか。
結構、参加者がいらっしゃいました。

しばらく眺めていましたが、獲れた!という場面になかなか出くわしません。
開始から時間が経ってしまったからかな・・・と思い、説明ブースの方へふらふらと移動。
↓本日獲れたてのお魚展示。向かって右が外来種、左が固有在来種。

(追記:ネット情報によると、両方とも処分対象だという話も)
↓あんたたちは外来種だよん。処分されるそうだよん。

↓なまずさんは、「東京都の保護上重要な野生生物種」だそうです。

↓また、計測ステーションにやってきました。

↓ここは、捕獲したお魚が集まってくるので、人気があります。今はちょっとすいているように見えますが、結構人だかりがしていて、もぐりこむのが大変。
お魚は、泥まみれで運ばれてきます。
↓このやろう、と左で睨んでいそうなのは鯉だと思います。隣のオレンジのお魚は・・・

↓計測やら分類やら終わって、放流されるお魚たち。叩き売り状態。

↓狭いじゃねえか、このやろう・・・

後から後から運ばれてくるので、係りの方も大変。
お魚がひっくり返ってますけど、いちいちかまっていられない。
フナ(だと思います)も来ましたよ。

これから放流するんですけどね、容れ物一緒にしちゃえ・・・

弁天池まで、七井橋を通って運んでいきます。

放流地点近くでは、報道関係者が待ち構えています。


放流場所。中央の木の幹の向こうから池に放します。

どうやって放流するか。容れ物を傾けてどばどば・・・かと思いましたら、係員さんが一匹ずつ池に放り込みます。

ぼちゃん、どぼん、時々つるん。

魚の姿を撮ろうと思ったら、これが難しい。

シャッター下りるの遅いし、連射できないし・・・やっぱり、新しいカメラ買おうかな・・・

↓魚とは思えないでしょうが魚です。多分金色の鯉。
(追記:ネット情報によりますと、色のついた鯉は外来種として処分されるそうです。じゃこれは?色の薄い鯉?)

ちょっちょっちょっと待ってよ、みたいな・・・

↓真鯉ですな。見事な飛び込み。
弁天池はこんなところです。

さて、また計測ステーションに戻ります。
容器からはみ出す巨大な魚が運ばれてきました。
おおーっ、と隣にいた老婦人と思わず感嘆の声を上げました。

実に立派なお魚。さぞかしや大切にされるであろうかと思ったのに、放流コースからはずされました。

ソウギョみたいです。外来種・・・
外来種は網にくるまれて、水のないところに運ばれます。
水のないお魚は生きていけませんよね・・・
オレンジのお魚も運ばれていきました。

(追記:ネット情報によりますと、色のついた鯉は外来種として処分されるそうです。じゃこれは赤い鯉? そんなあ・・・)
合掌しつつ、思わず「もったいない・・・」
泥を吐かせて食べてあげたらいいのに。ソウギョはちょっと臭みがあるそうですが、フライならいいんじゃないかと。ブルーギルは食べると美味しいとか・・・
また、かいぼり現場に戻ってみました。
うわあ、まだいっぱいいるだよ。

右上の大きいのはソウギョでしょうかしら。
それはそうと、あんなにたくさんの鯉を弁天池に放して、弁天池の酸素は足りるのかしら・・・
午後にも、おさかなレスキューがありますので、一日粘ろうと、お弁当持ってきましたが、午前の部で十分疲れましたので、引き上げることにしました。
明日の午前中にも、おさかなレスキューを行うそうです。
七井橋の西側は静かでした。

水位が下がって、護岸の一部が崩れていることが解ります。(右側)

井の頭池は、これからいろいろなメンテナンスが必要でしょうね。
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