ちまちま箱遺伝子

2011年11月 2日 (水)

箱遺伝子は陶磁器に及ぶ

用済みの箱、缶、壜が捨てられない人を「箱遺伝子」を持つ人と言います(と勝手に定義づけました)。

この遺伝子、かなりの確率で親から子へ伝わっていきます。(生活様式に関することだからでしょうね。)

わたくしは箱遺伝子の持ち主です。ステキと思う空き箱が捨てられない、缶・壜が捨てられない。それどころか、ひと様がいらないというものまで貰ってきちゃったりして・・・

それではさぞ入れ物だらけになるであろう、と思いますわな。

これがそうそうは増えないんです。何故って、結構入れ替えがあるから。

手に入れたそのときは「ステキッ!」と声が上ずった物件ですが、しばらくしてそれよりいい(と思われる)ものが手に入ると、しばし悩んだ末に入れ替える(基本、モノを捨てないヒトなんですけどね)・・・

で、先日、陶磁器のティキャデイ(キャニスタ)を貰ってきました。

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陶磁器、と書いたのは陶器か磁器かわからないからです。陶器にしては硬そう、磁器にしては厚い・・・要するに、見識が半端なのです。骨董品の蒐集をしてるんじゃないからいいんです、目が節穴だって。

と開き直っててどうする。

(ボーンチャイナかな・・・)

蓋を取るとこの通り、ステキな入れ物です。

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これにお茶を入れるのはちょっと不安なので、朝顔の種入れにしようかと。

なぜ不安か。それはですね、手に入れたのはコミセン(=公民館)のフリーマーケットに行って知らない人から買った、からではなくて、そのフリーマーケット会場のコミセンの庭の一角にある不要陶磁器置き場で晒しものになっていたのを見つけたからです。

要するにゴミ扱い。

ゴミが悪いのじゃなくて、昨今風雨に晒されるとありがたくない物質が蓄積される可能性が大、ということが気がかりなのです。

さて、この紅茶キャディの出自はですね、ラベルによると、「東急オリジナル紅茶」「ロイヤルガーデン」「ウバ紅茶」です。

東急は東急百貨店、ロイヤルガーデンは英国のホテルRoyal Gardenなんざましょ、ウバは乳母じゃなくて、Ceylon Uva、世界三大高級茶の一つざましょ。ほほほ、丸ごとお高級ざますわね・・・

と、たかがキャディ1個ですけど、しばらくあれこれ妄想して楽しめますわね。つくづく安上がりな人間ですこと。

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2011年1月22日 (土)

リプトン レストラン・ブレンド 2.26kg缶

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先日の朝10時頃、お買い物に行こうと急いで歩いていましたら、途中の路上で発見してしまいました。

回収前の資源ゴミです。ゴミですが、箱遺伝子を持つ容器好き人間にはたまらない物件です。即拾い上げて、そのまま何食わぬ顔でお買い物に行きました。

後で、なんていっているとさっさと回収されてしまいます。以前、なんの変哲も無いブリキの大きな缶を発見して、(欲しい、でも買い物が先)と思って通り過ぎ、30分後に行ったら消えうせていました。あれはくやしかったなあ・・・

結構大きいです。上に比較用のCDを乗せてみました。

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そういえば、ボウイ様を最近聴いてないです。

(聴いてないなら売り払ってしまえ・・・なんて出来ません)。

家に帰ったらがんがん聴こう。(本日土曜日も出社しています。)

しかし、なんともええ雰囲気ですなあ。

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郷愁を誘う、とでも言うんでしょうか、赤と黄色のデザインが実によろしいです。

ところで、箱遺伝子を持つ人間は結構世間には多くいらっしゃる気がします。

↓こんな記事を見つけました。

『容れ物好き』
http://asianstyle.seesaa.net/article/31982907.html

わたくしの拾った物件で1つ残念だったのは、中蓋が缶切りで中途半端に切り取られていたことです。業務用だから、中蓋の中央の丸穴からいちいちだすのが面倒くさかったのかもしれませんが、切り口がぎざぎざで危ないし、縁に缶切りをぎこぎこした跡がついてるし・・・

全部切り取って、缶をこれ以上傷つけないように注意しながら切り口のぎざぎざをペンチで押さえてテープをぐるっと貼りました。

あ~、完全なのが欲しいな・・・

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2010年12月22日 (水)

クリスマスの箱

クリスマスが楽しみなお年頃でなくなりましたゆえ、ここ数年来

「仏教徒がなんで異教徒のお祝いを商戦に乗せられてせにゃならんのだ」

と特になにもしておりません。スーパーの特売のチキンを食べるのもなんとなく気が進まず、イブには鯖の塩焼きにレモンを絞っていただいたりしています。

ケーキも実をいうとそんなに好きじゃないし・・・(張り合いのない人種です。)

当然クリスマスのお飾りもなし。はやばやと万年お勤めのミニ門松なんぞを飾っております。

それなのに、今年は箱遺伝子人間を悩ますクリスマス箱が出現。

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老舗モロゾフの「クリスマスファンシーチョコレート」50個入り。

何がよろしいかって、箱の絵のお飾りが照明の当り具合で光るんです。

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ほっほっほ。空き箱だとて捨てられません。しばらく飾っとこ。

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2010年8月 1日 (日)

窓辺の根っこ

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これは何でしょう? 夕暮れの海辺? 

いえいえ、実は3週間前に庭の手入れ(というほどのものでなし)をしていて、紫式部の首をちょんと斬り落とし・・・じゃなくて、剪定の積もりで花芽のついているムラサキシキブの小枝を切ってしまったので、瓶にさしておいたのでした。

気がつくと、水中の部分に白いものが出始めて、あれまカビさせてしまったか、と思ったら根が出ていたのでした。花芽はしおれてしまったけれど、根はぐんぐん成長しています。

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瓶があるのは台所の窓辺です。いつのまにか「箱遺伝子」の瓶が増殖しています。隣の緑色はバルサミコの空き瓶。捨てる積もりでラベルを剥がして洗ったら、あらま素敵だわ、とコレクション入り・・・

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↑前近代的台所風景・・・

昨日も汗まみれになって草むしりをしました。3週間経つと堪え難く草ぼうぼうになります。どちらかというと雑草が生えているほうが好きなのですが、ご近所の方々はそうはいきません。由緒正しい小心者として、見苦しいだの、虫が出るだのと苦情が来る前に対処します。

むく毛が咲いてました・・・じゃなくてムクゲ槿、木槿、無窮花)の花です。この暑いのに暑苦しいむく毛犬を鈴なりにさせてどうする。

(2010.9.6訂正:「ムクゲ」じゃなくて「芙蓉」でした。どこが違うかは
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-mukuge_large.html
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-fuyoh_large.html
をご参照下さい。)

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写真のこの花には少ないのですが、他の花には蟻がいっぱい群がっていました。ムクゲにつくアブラムシ(ゴの字でないやつ)が出す蜜を目当てに集まってくるそうです。

(花とヨットとマンドリンのページ 第2巻
http://www1.suisui.ne.jp/~hanasail/00mokuge.htm
その2 アブラムシと蜂や蟻 参照。なかなか面白いサイトです。)

↓蕾(種かな?)。蜘蛛みたいです。

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2010年6月30日 (水)

箱遺伝子・ビン編

昨夜は土砂降りになったと思ったら雷鳴鳴り響き、派手なこと派手なこと。

お陰で気温が一気に下がり、朝の室温は25度ほどでした。前日の室温が33度(湿度は75%)もありましたから、爽快至極。避暑地みたいです。

その後の日中も、湿度が昨日より大幅に低下しており、風も吹きぬけてゆきますので、この時期にしては過ごし易い一日です。

さて、箱遺伝子のなせる業、ガラス編をば。

使い終わったゴマ油のビンを捨てよう(リサイクル)と思って、蓋を取りラベルを剥がし洗剤でゆすぎましたら、あらあ~ん、なんて素敵な形ざましょ。捨てるなんてもったいない・・・とコレクション入り。

写真が上手く撮れていないのですが、形の綺麗なこと。まるで貴婦人が佇んでいらっしゃるみたい・・・

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↑窓辺のコレクション。右端は、ワイワイが海外から持ち帰った洗剤?の空き容器。色がとっても綺麗です。わたくしが喜ぶだろうと、捨てないでとっておいたとか。

中央は、箱遺伝子物件ではありませんが、わたくしの好きな「琺瑯」のポット。コーヒーいれるのに使います。

琺瑯の材質感がとても良いのです。琺瑯大好きです。

できることなら、鍋全部琺瑯にしたいくらい、ボールも洗面器もバスタブも琺瑯にしたい、昔糠床を琺瑯容器にしてたのにガラス質にヒビが入って欠けちゃってそこから腐蝕して穴が開いて捨てちゃったけどああ悔しい・・・

(琺瑯のヤカンはワイワイが2度空焚きして中がぼろぼろになっちゃったけどまだ使ってます)

話が逸れました。ただのゴマ油容器の空き瓶のデザインのなんと美しいこと。つくづく、工業デザインの優れたものは、美術品だと思います。

好みの問題でしょうが、わたくしは「自称芸術家」の作り出すものが好きではありません。

趣味の陶器、大いに結構ですが、安易に「作品」を贈呈下さるな。ご飯を食べるなら「職人」さんが作った「製品」の茶碗がいいです。

(近年頂いて嬉しかったのは丹念に編込んだビーズネックレスです。「さるぼこ」ブローチなんぞ頂いた日にはどう始末しようかと悩みました。)

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2010年5月28日 (金)

カメラ携帯の性能と箱遺伝子

カメラ付き携帯を買い換えたのは今年(2010年)の2月です。
新機種はソニーエリクソンのS002。

新機種はさぞかし便利だろうと思ったのですが、正直少々使いづらいです。

一番の理由は、カメラ機能。カメラのレンズが本体の裏についてます。それまでのは蓋についていました。

それはどういうことかというと、携帯を縦に構えてシャッターボタンを押そうとする時、携帯持つ指がレンズを覆ってしまう・・・覆わないように持ち変えると不安定で・・・

横に構える時には両手で持たざるを得ないので指問題はないのですが、画面とレンズの位置が結構離れているので、アレレとつぶやきながら構図を決めることに。

慣れ、なんでしょうね。慣れればいいんです。いまだに慣れないけど。

もう一つ。以前の携帯は、マクロ撮影への切り替えが蓋の横のつまみをスライドさせるだけでできました。新しい携帯にはつまみがない。=マクロ撮影が出来ない、と思っていました。新しいカメラ携帯は不便だなあ・・・

そんな馬鹿な話があるはずない、と気づいたのが昨日。メニューをいじりまわしました。

「カメラ」機能を立ち上げ「モード」を選択して撮影画面が出てから表示される「機能」を押して「オートフォーカス」を選択し「マクロ」を選択すると、おおお、マクロ撮影ができる。

で、「マクロ」にして、昨日の缶を撮って見ました。(とことん箱遺伝子の仕業)

ほほほ、雪印も星もちゃんと写ってますでしょ。

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色もちゃんと金色(金泥)に写ってます。

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2010年5月27日 (木)

ああ箱遺伝子・・・

またしても、マンションのゴミ置き場で物件に遭遇。

こんな素敵な缶が捨ててあるなんて。何かの罠かしら。隠しカメラが仕掛けてあって、近頃ゴミを引っ張っていく人がいるけど、どいつだ、と見張ってる・・・ まさかね。

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直径11cm、高さ19cm。頭のてっぺんが切れてますが、蓋にも模様がついてます。

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写真写りがよくありませんが、実物はレトロな雰囲気で素敵です。
(缶が乗っかっているのは、外付けのハードディスクの上です。なんてことするんだ・・・)

シミのように見える雪の結晶模様も星もハートも綺麗な金色でくっきり描かれています。黒く見える縁取り線も丸も金色です。近頃こういうデザインをみなくなった気がします。

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2010年5月21日 (金)

箱遺伝子が・・・

箱遺伝子とは、用済みの箱が捨てられない人間を表すのに使われる言葉です。
箱には本来の空き箱の他に空き缶、空き瓶も含みます。

遺伝子と名がつくからには遺伝します。母から娘、娘から孫(女系遺伝が多い)。

箱遺伝子を持つ人間は、国境を越えて仲良くなっちゃったりします。それはですね、生活態度の締まり具合が同程度であることが多いので、行動が似てくるからです。

無駄なものは買わない。気になる品は、一つ買って半分こしてお試しする。気に入ったものはぼろくなっても捨てない・・・

わたくしもばあ様から箱遺伝子を受け継ぎました。晩年のばあ様はとにかくお金を使わない人でしたが、昨今のわたくしもお金を使わない傾向にあります。
(使うお金がない、という事実は置いといて)

金で買えないものはない、とは一頃流行った言葉ですが、金を出して買うまでもない楽しみは世間にゴロゴロしているのですよ。

箱遺伝子を持つ人間は概して金を出さずに楽しんでいます。

先日、マンションのゴミ置き場に用済み蛍光灯を置きに行って、あららと喜んじゃいました。大好きな箱物件が捨ててありました。

↓これ。

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写真写りが悪いのですが、Twining  Earl Grey Teaの空き缶。グレイ伯爵のお茶です。うふふむふふ。なんて素敵ざましょ。何いれよっかな~
(実はこの香りがあんまり好きじゃないんですけど)。

紅茶の空き缶大好きです。

以前はいろんな種類の缶を(ちゃんとお店で買って中味は飲んで)集めてましたが、缶ゆえ錆びが出て捨てたこと、引っ越しが重なって捨てたこと、経済状態が下向きになってお高い輸入紅茶の購入に一大決心がいるようになったこと 、などから縁が切れていたのでした。

むこう3週間は幸せでいられそう・・・

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2009年11月27日 (金)

究極の箱

葬儀及びその後の法事の仕方には様々な地方ルールがあります。ですので「変だ!」とは思っても口に出してはいけません。

生まれ育った土地より東京暮らしの方がはるかに長いわたくしも、5年前には、

「えっ! 先に出棺してお骨にしてそれから通夜、告別式なの?」

と驚きましたが、さすがは2回目(感心するようなことではありませんが)、慣れたもので、その場返しという香典返しスタイルに動ずるもことなく、つつがなく葬儀を終え、そして先日四十九日を終えました。

実家辺りでは、四十九日に納骨が普通らしいです。

ですので、5年前のじい様逝去の際新築したお墓のカロート(どんな字を書くのかと思ったら「屍櫃」だそうです。「からひつ」とも。お墓の下の納骨室)の扉をガラガラ開けて、ばあ様のお骨の入った骨壷をじい様の隣に置きました。

新しいお墓には以前のご先祖様のお骨は入っていません。5年前のじい様の葬式が我が家では実に50年振りの葬式だったのです。以前は土葬が普通でしたから、だいぶ前の墓地改修の際には皆様既に土に帰られていたようであります。

また、カロートに骨壷ごと入れるか、壷から出して床にまくかも地方ルールがあるらしいです。実家地方ルールでは、壷ごと納めます。

実家の祭壇に大事に飾って日々お線香上げてお供えしてきたお骨一式は、まず白い布をほどかれ桐箱から出されてから奥に押し込まれました。なんまんだぶなんまんだぶ・・・(お経、違います)

で、納骨の儀お終い、だったのですが、壷を包んでいた布はどうする? 墓地の片隅のゴミ捨て場へ、だそうです。桐箱はどうする? やはりゴミ捨て場へ・・・

あれ、持って帰っちゃダメですか。だって桐の箱ですよ。銀糸の布張りだし、物入れにも大きさ丁度いいし、腰掛にも踏み台にもなりそうだし・・・

ダメでしょうね。持って帰るとは言えませんでした。そんなこと考える人、他には居ないでしょうね。けど、もったいないなあ、あんないい箱を・・・

ところで、「スペース的にあと骨壷二つくらいはOK」というのはカロートを開けるという力仕事を請け負ったきょうだいの弁です。誰の話をしとるんじゃ。

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2009年11月25日 (水)

箱遺伝子

連休が終わった後はお約束のように仕事が重なって入りまして、ふうう、ちょい忙しかったです。と言っても今年の年収はまた去年を下回りそうな勢いなのですが・・・

通りがかりに見た、小料理屋かな?の新規開店の募集の張り紙には「時給850円〜」とありましたから、世の中全体が収入低下傾向にあるようです。去年より少なくても入ってくるお金があるだけマシだ・・・(と思いませう)

さて、四十九日は無事というかやっぱりというか、それなりに終わりました。今回初参加の人もおりまして、すっかり終わって自宅で茶なんぞを飲みながら言いますのは「愛嬌のあるお坊さんだこと」。

はて、70過ぎた坊様のどこか可愛らしいか。

それはですね、5年前のじい様の時も法要の最中けつまづいてスリッパでおっとっとをしたり木魚叩くバチを取り落としたりだったのですが、今回は法要の最中に袈裟の裾で七本塔婆を引っ掛けて倒して下さいました。こちらはもう慣れっこなので「そうきたか〜」で済ませたのですが、初参加の方は目が点になったらしいです。

いろいろ片づけるのは四十九日が終わってから、の筈でしたが、せっかち揃いの我が一族は「明日親戚の人が来るのに家の中が散らかっているから」という理由をつけて四十九日の前日に模様替えをいたしてしまいました。

どたばたどたばたソファベッドを物置き部屋から客間(実質ばあ様の洋服やらいろいろなもの置き場になっていた)に出し、客間にごたごたあった大小様々の引き出しを物置き部屋に移動し、お仏壇が新しく巨大化して居間に鎮座して圧迫感があったので、隣り合わせの本棚やら電話台を動かして納まりよくしました。一安心。

安心してそのままおとなしくしていればいいものを、勢い余って階段下の倉庫まで開けて「明日親戚の人に持って行ってもらえるものを出しておこう」と石油ストーブ3台を引っ張りだし、ついでに中身もを全部だして片付け。

なにやってるんでしょうね、つくづく。

で、法要が終わったら早速、「これは要らんかね」を始めまして、かなりの分量を捌きました。形見分けだかガレージセールだか分からんでし。

で、親戚も帰ったあと、残ったメンバーで今度は細かいところのお片づけ。いやあ、ゴミが山のようにでましたぞ。勢いづいちゃってるもので、本棚の中のどうでもいい本や町内会の古い総会資料や20年前の公共料金類の領収書だとか。それらにこだわりのある人が亡くなってしまったのですから、学術的に貴重な資料でなし、残された人間にはゴミでしかありません。

(もちろん、じい様の日記とかご先祖様の古い書類とかは保存してあります。戦争中に亡くなった先祖の香典帖や外地動員された際の書類なんぞは大事大事にしまい込みました。)

ばあ様は昔はさっさと物を捨ててしまう人で、わたくしは大事な物をあっという間に捨てられて悲しんだことが多々ありますが、晩年はなんでもかんでもしまい込んでいました。新聞折り込み広告に「永久保存版」とあれば内容がなんであれ大事にしまっておく。郵便受けに勝手に投げ込まれるフリーペーパーもしまっておく。市報も全て綴じてしまっておく。実にばらばらあちこちにしまっておくだけで一切読みませんでした。

思うに、何が大事か判断ができなくなっていたのだと思います。そんなんですから、大事なものがどこにあるかわからなくなる。あれがないこれがない、といつも探し物をさせられるのにうんざりしたわたくしが整理しようとすると、「捨てては困る」と必死に抵抗されました。

もう捨ててもいいですよね。

ところで今回の整理でつくづく感じたことがあります。人間の二分類法には「男と女」「貧乏人と金持ち」「やせとデブ」とかいろいろあるけれど、そこに「箱遺伝子」の有無を加えるべきです。

「箱遺伝子」とは何か。それはですね、人間、本来の用が済んで空いた箱を捨てられる人と捨てられない人とに分類できるという法則。

箱遺伝子を持っている人間は、空き箱は勿論、袋や缶、壜などもなかなか捨てられません。勿論その人なりの基準を満たした物件に限られるのですが。この類いの人間は概してお金を使いたがらない、古いものが好き、高価なものでも己れの基準に合わないものは欲しくない・・・という傾向があります。

持っていない人は概ねその逆だと考えてよろしいでせう。

そして、お母様は箱遺伝子の持ち主でした。大小様々の箱が引き出しやタンスにしまわれ物入れに使われていました。綺麗な包装紙を貼ったものもありました・・・

この遺伝子、しっかりとわたくしに受け継がれています。

今回はわたくしがばあ様の箱をかなり処分しましたが、捨てたのは「材質が悪い」「作りがちゃち」「デザインがよくない」など、わたくしの基準に合わないものばかりです。好みの箱は今後ほかの親族に安易に捨てられないよう、ちゃんと重要物入れの機能を持たせてしまってきました。

そんなしょうもないところに気を使うのは「箱遺伝子」のなせる業なんでしょうねえ。

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