文系(絵本・漫画・童謡だとか)

2017年2月14日 (火)

かぜひいてねんね

先週から体調がちょいと悪かったです。

咳は出るわ鼻から水分が出るわ止まったと思えば詰まって呼吸困難になるわ・・・と金曜の夜中とうとう熱が出ました。

風邪です。どこからどう見ても風邪。

翌日おとなしく寝ていれば悪化しなかったでしょうが、どうしてもはずせない用がありまして、出向いた会議室はエアコンの熱風吹き荒れる乾燥室・・・

干物になるのは免れたもの見事に体調を悪化させました。

日曜日一日ねんね。部屋あっためてとにかく暖かいもの食べて汗かいて・・・そうすれば治ると思ったのに、咳こんこんで鼻は詰まりあるいは頭蓋骨の中身が全部溶けだしたみたいな鼻水大洪水になり・・・

早い話がちっとも治りゃしません。

心づもりでは月曜日は「仕事」でしたが、体は「だめでしょ」と言います。

ゆえに月曜日一日ねんね。

で、思い出しました。昔々ポンキッキに「かぜひいてねんね」という歌がありました。

鹿島ヒデヤさんが歌っています。この人の「たぬきのあかちゃん」という歌が今でも好きで小声で歌ってたりします。

久しぶりに「かぜひいてねんね」を聴こうかな~と検索したとお思いくださいまし。

なぜか出てくる「トラウマ」「怖い」の文字列。はてな?

YouTubeで聴いて分かりました。アニメーションがシュールすぎる・・・

「ひらけ!ポンキッキ 鹿島ヒデヤ かぜひいてねんね」
https://youtu.be/-mxcIA6Ts94

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フジテレビ、今から思うといろいろぶっ飛んでたんですね。「ウゴウゴルーガ」なんて番組もありましたしね。

これとは別に、今回、風邪による恐怖を味わいました。

ウチのガステーブルが新しくなりまして炊飯機能がつきました。専用鍋が最適なようですが、使える鍋の一覧がありまして、ウチのアレが適しているようです。どれ、と試みたとお思いください。

お米といで水加減して1時間ほどしてガスコンロに乗っけて自動炊飯にしました。

後はほっとけばよいのよ~炊き上がったらガスが消えるのよ~

の筈でした。

途中様子を見ると鍋から盛大に湯気が上がっています。よしよし炊けてるな・・・とは思ったものの湯気が盛大すぎます。もしや、と匂いを嗅いでみました。大丈夫焦げてません。

が。

焦げの匂いはしないが、ご飯の炊ける匂いもしない。もしや、と禁断の蓋取りに挑戦。

あ~れ~茶色いものが見えるではござらんか。焦げ付いていますう~

慌ててガスを消しました。あー、驚いた。なんと

「匂いが分からなくなっている」

ためしに、キムチのパックを開けてくんかくんかと匂いを嗅いでみました。無臭。

納豆パックは・・・無臭。

いかの塩辛は・・・無臭。

たくあんは・・・無臭。

ひるるるる~(血の気が引いた)。

まさかの嗅覚障害。風邪引いたあと匂いがしなくなった(その後ずっと)という話を聞いことがあります。まさかそれ・・・

考え込んだからといって治るわけではありません。どうするか。寝てしまおう。⇒2時間後むっくり起き上がって部屋をうろうろしたら、焦げ臭い匂いのする部分としない部分があります。

はて?

嗅覚がまだらになったのかな、などと考えるのは人間性がアホだからです。熱もないことだからと3日ぶりにお風呂に入ってこしこし洗いまくって出てきたら、嗅覚は元通りになっていました。

すなわち部屋中が焦げ臭い。(よくぞご近所様に通報されずに済みましたなあ。)

というしょうもない風邪引きでした。本日はお仕事に励んでおります。

風邪は引かないにこしたことはないです。どなた様もご用心くださいまし。

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2015年1月23日 (金)

水墨画アニメ

YouTubeを観ていると、右側にお勧め動画が表示されます。

適当にクリックしていくと、時々妙なものにたどり着きます。

↓「The silence beneath the bark / le silence sous l'écorce」  10.5分
http://youtu.be/YXWc3aFrxCo

「樹皮の下の静寂」。水墨画風アニメ。制作者はフランス人のよう。

この手のアニメで10分はちょい長いです。時間と気持ちに余裕のあるときにご覧くださいまし。

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可愛いキャラクター。笑うと不気味。

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↓「视觉3D水墨动画」 2分半
http://youtu.be/ssx3ZQvM-TQ

水墨画アニメ。中国悠久三千年みたいな音楽です。

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墨金魚が泳いでる~

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↓水墨動画じゃありませんが、中国つながりで出てきてしまったアニメ。

sigraph得獎的動畫」 4分
http://youtu.be/smsFCOocJh4

どこかの大学の学生の卒業制作?

制作者と投稿者が一致しているかは不明ですが、まあいいじゃないですか・・・ということで。

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お母さん、畑で子供たちを収穫。ぶちっと葉をむしります。シュール。

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あんたは誰なのよ。

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うちの子じゃない、と邪険にされたニンジンは・・・って、ニンジンでしょうかしら。

(現実の散歩に行かないで、ネット界を散歩してます。そろそろ迷子になりそ。)

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2014年2月28日 (金)

悩み多きXP

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XPはもうすぐサポートが切れます。

ウチのは無駄に高性能(CPU 3.2GHz)ですから、廃棄をためらっています。7にアップできないので、オフラインで使おうと思っていました。

が。

近頃フリーズ頻発。起動できないこともしばしば。

なんでだよっ。

HDはHDD S.M.A.R.T healthによりますと、「OK」

ノートンユーティリティーズでチェックしても「OK」

で、思い出しました。OKと言われても、windowsシステムチェックをしたら、「orphan files」がごっそり出てきたことがあったではないか・・・

で、windowsシステムチェックしたら今回は「bad clusters」がごっそり。ひええ、もうダメか。

が、再度システムチェックしたら、問題ありましぇん。

ついでに、LANケーブルを引っこ抜いた状態だと、割と安定していることがわかってきました。

ちゅうことは、こっそり起動してこっそりネット接続するソフトが問題でねえのか?

どこを見ればいいのさ?

とりあえず、すべてのプログラムから「スタートアップ」を開いてみましたら、いろいろ入ってます。

acrobat assistantとか。削除してもいいか1つずつネットで調べて、「adobe gamma loader」だけ残してばっさり。

削除した中には、以前システム要件が合わないのにうっかりインストールしてひどい目にあった「buffalo ramdisk」関係のショートカットが2つも入っていました。本体はとっくに削除したのに、なんでこんなとこに残ってるのさっ。

で、調子に乗って他にもスタートアップから削除できるものあるかネットで調べたら、大物が引っかかりました。

「iTuneshelper」「qttask」。重量級らしいです。

参考にしたのはこの方のブログ

パソコンの速さを保つ方法 - iTunes 編  -
http://aki-ch.com/diary/082410.html

〈「スタート」⇒「ファイル名を指定して実行」に「msconfig」と入れてシステム構成ユーティリティを開き、「スタートアップ」タブの「iTunes」、「iTunesHelper」、「qttask」のチェックを外します。〉

ただ、ワタシのはスタートアップに「iTunes」が表示されていませんでした。ノートンユーティリティの「サービスの管理」で「推薦サービス」に設定しているからかしらん。

とにかく、XPが見違えるように安定しました。起動もすんなり。

まだいじる余地はありそうですが、ワタシは見よう見まねのシロウト。変なとこ停止してPCが起動できなくなるような事態は招きたくない。これでよしといたします。

で、やっぱり廃棄できないなあ、オフライン用だなあ・・・

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ところで、一番上の写真、何に見えましたか。

柏の木の芽です。

冬芽合唱団の団員風に撮ろうと思ったのですが、パンクバンド風になっちゃいました。

トサカ立てて突っぱらかった兄ちゃんたちです。

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冬芽合唱団とは、福音館書店の月刊「かがくのとも」202号です。

「ふゆめがっしょうだん」

1986年発行。自宅に戻れば現物があるのですが、とりあえずアマゾンから写真をお借りしました。↓

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傑作集として単行本も出ています。(写真は傑作集)

大人が読んでも楽しい本です。

冬芽のとぼけた顔を見ているとほっとするんですのよ・・・

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2013年7月22日 (月)

「恐るべき子供たち」 Les Enfants Terribles

出来心でフランス映画名作コレクション(10作品)のDVDを買ってしまって数ヶ月。仕事が暇なときに見ようと思いつつ、「禁じられた遊び」を見ただけでした。

本は買うと読まない、だから借りるべき、とはよく聞きましたが、DVDもそうでしたか・・・

とか、うだうだ言ってないで見ましょう。

鑑賞2作目は「恐るべき子供たち」にしました。ご存知、ジャン・コクトー原作です。

コクトー自身も映画製作をしているので、これもコクトーの映画と思い込みそうになりますが、監督はフィルム・ノワール(暗黒映画)の巨匠ジャン=ピエール・メルヴィルです。

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映画「恐るべき子供たち」( Les Enfants Terribles)1950年。

ネット情報によると、

 日本初公開は1976/08/14、 劇場公開(フランス映画社)

だそうです。はて、乙女のワタクシが見たのは1976年だったのかしらん。

「主役の二人が薹が立ちすぎ」(とうがたつ→少年少女というには老け過ぎ)という評が聞かれましたが、コクトー崇拝者の耳には素通り、吸い込まれて感動しておりました。

で、自身が薹が立つどころか茎まで枯れてきた今、改めて鑑賞すると、ああ、これは青春の一時期に深くのめりこむ映画だわ。いい年こいてくると、冷静になりすぎちゃうわ。エリザベートとポールが少年少女には見えないわ・・・

と言いつつ、若き日の自分の感動を思い出して反芻。

大人になる前の人生は綱渡りのようなものです。底知れぬ不安に向き合いながら渡りきるしかない。あるいは背中に火がついて駆け抜けなければならないかもしれない。

落ちてしまうかもしれない。

あのヒリヒリした感情を、映像にした作品でした。

視覚化ということでは、こちらもあります。

↓「恐るべき子どもたち」 萩尾望都

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セブンティーン・コミックス 1980年6月10日発行。

手元の本は1980年9月25日 第4刷。定価360円。

大好きなコクトーの作品を大好きな萩尾望都さんが描いたなら、買わにゃならんです。

映画「恐るべき子供たち」を下敷きにしているような気がします。主役の二人が年相応の少年少女として描かれている分、残酷さが際立つかも。

もちろん原作も持っています。

↓「怖るべき子供たち」 ジャン・コクトー

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角川文庫 訳者:東郷青児 昭和28年3月30日初版。

手元の本は、昭和42(1967)年11月30日 16版。定価70円。

そうでしたよね。文庫本は100円以下で買えた時代でした・・・

旧字体の旧仮名遣いが、今読み返すと新鮮です。

21ページの挿絵は東郷青児さんの作。

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(訳者の東郷青児さんは画家です。)

で、ふと思い出しました。アテネ・フランセに通ったのは、コクトーを原書で読みたかったから・・・だったかな・・・?

↓「Les Enfants Terribles」 Jean Cocteau

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Le livre de poche。表紙はもちろんジャン・コクトーの絵と文字。

いつの発行でいくらだったか分かりませんが、1976年5月18日に買ったと、鉛筆書きしていました。

で、読めたのかね・・・最初の数ページは・・・これから読むのかね・・・その方向で努力いたします・・・と、出来の悪い部下とボンクラ上司の掛け合いみたいな自己問答。

(アテネ・フランセにはもっと前から通ってましたっけ。)

おほほ、恐るべき子供たちコレクション。

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で、思い出しました。映画パンフもあるはず。あれを発掘すれば、どこで見たかも分かるはず。

ごそごそ。出てきました。フランス映画社のパンフです。

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上:表紙 下:裏表紙(ジャン・コクトー画)

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ほっほっほ。モノが捨てられない人間は、こういうもの溜め込んでいます。

で、えーと、1976年発行のバウ(BOW)・シリーズですか。ジャン・ヴィゴの「新学期 操行ゼロ」→(夏休みが終わって寄宿舎に戻ったワルガキたちのお話。操行ゼロを分かりやすく言うと、道徳科0点)と併映。

映画館はどこじゃい。岩波ホールかい。

と、ネット検索しましたら、便利な世の中ですね。

BOW JAPAN BOW CLASSICS にデータがありました。
http://www.bowjapan.com/classics/search.php?i=1&p=3

1976年8月14日  三百人劇場が封切館ですと。そういえば千石の三百人劇場、通いましたなあ。

遠い日々だなあ・・・・

で、角川文庫を再読し始めて気がつきました。

ちょこっとしか出番はないものの、重要な役回りの「Dargelos」が、東郷青児訳では「ダルジュロ」になっている。

映画の字幕は「ダルジュロス」でしたし、コミックスも「ダルジュロス」。

フランス語の最後のsは発音しないのですが、固有名詞となるとはてな? 

どっちだ?!

と映画を見直したら、字幕「ダルジュロス」なれど聞こえてくるのは「ダルジュロ」。どこから「ダルジュロ『ス』」が出てきたのでしょうか。

英語版に吹き替えられたときに定着しちゃった?

なお、映画ではこの「Dargelos」と、そっくりの少女「アガート」の二役を、女優が演じていますが、これは最初に見たときから無理があると感じていました。アガートとしては魅力的でも、謎めいたカリスマ的な少年には全く見えない。 はっきり言えば「ちんちくりん」。

今なら、大々的にオーディションして、互いにそっくりな美少年と美少女を探し出すでしょうね・・・

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2013年1月21日 (月)

『ちいさかったころ。』k.m.p.

マンガ読むとバカになる、と言われ続けた世代ですが、マンガ好きです。

(→だからしょーもないバカなのか・・・)。

その延長でマンガエッセイ読むのが好き。

小田空さんの中国モノも座右の書になっておりますが、「k.m.p.」もちまちま具合が面白いと思ふのです。

最近読んだ1冊。

『ちいさかったころ。』 k.m.p. 大和書房 2003年8月8日

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いきなり子どもの頃を思い出して吹き出したイラストがこれ。↓

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説明:かれこれ5分、「死んだフリ」。

やりませんでしたかぁ・・・?

k.m.p.とは、「なかがわ みどり」さんと「ムラマツ エリコ」さんのユニット。金もーけプロジェクトの略だということですが、金儲けの概念が相当ずれてます。

楽しいことをやってできればお金を稼ごう=〈しごと と あそび と生活 の一体化が、いちばん だいじなコト。〉 

その概念具合は貧乏への近道でもありまして、一時期は本人たちも認める極貧暮らしだったようですが、継続は力なり、作品を出し続け読者を獲得しています。

楽しいお金儲けの日々はこちらに綴られています。

ブログ「k.m.p.の、旅じかん、ウチじかん。」
http://ameblo.jp/kmp/

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『ちいさかったころ。』49ページから引用。

おとなにもココロ、こどもにもココロ。

おとなとおなじつもりの、やっかいな、こどものココロ。

 

ひらき直るとか、忘れよう、とか

時間がたてば薄れてく…とか、

おとなみたいな上手な、解決法なんて知らないから、

ただ ぐるぐるしっぱなしで

未解決のまま ココロに刻まれてく。

 

ドキドキして、もんもんとして、ない知恵しぼって……

おとなになれば どーにでも考えられるようなことでも、

いちいち全身が縮まるくらいの

受け止め方をしていたのを おぼえてる。

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『ちいさかったころ。』21ページから引用↓。

(略)

「明るく元気で すなお」が良い子とされていたから、

落ち込むことも 悩むことも はずかしがることも、

「こどもらしさ」の枠から はずれてる気がしてた。

 

だから、自分だけ

まわりの子と違ってるのかと思ってた。

 

たぶん、自分だけじゃなくて、

たくさんのこどもが

「自分だけが こどもらしくない子」と

悩んでいたんじゃないだろうか。

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2012年9月19日 (水)

消えモノ

これもDVDが欲しい、と思ふのです。

リンクがいつまで生きていますでしょうか・・・

●あいうえおほしさま

http://youtu.be/MK2IXx7Kgg4

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ちょっと哀しいメロディです。

●月のブランコ

http://youtu.be/A3eoLoTbpuk

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ゆったりした歌声が好きです。

●ドレミファンタジー

http://youtu.be/ZRR7mxsjdgA

Mqdefaultcagkvxdm

●ねんこっこ

http://youtu.be/HZaM2lcuPpk

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子供が小さかった頃を思い出してぐすん・・・

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こうしてみると、ポンキッキは名作の宝庫です。

著作権問題をクリアして、有効活用していただけませんかね・・・

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あの歌はなんだったかしら?という方向きのサイトがあります。

「ひらけ!ポンキッキ」楽曲リスト
http://www.app-beya.com/works/ponkikki/list.html

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2012年9月18日 (火)

すぐ消える好きなモノ

DVDもしくはCDがあったら買いますけど、廃盤のまんま。

だから、YouTubeを頼るしかないんです。

けど、YouTubeはイタチが駆け巡ってまして、すぐ消えてなくなります。

名曲は人類の優れた資産です。

関係者の方々、なんとかしてくださいまし。

http://youtu.be/tMhZ8G818L4

恕鬼恕鬼帝羅 jockey jockey tailor

ジョキジョキテーラー

Photo

削除要請出すかわりに、DVDを出してくださいな。

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2012年6月 4日 (月)

高野文子『おともだち』綺譚社

高野文子『おともだち』 綺譚社

先日、古書店の店頭100円均一コーナーで見つけました。

なんで100円?

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↓オレンジの函入り。

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絵柄が一見古めかしくて、せりふが旧仮名遣いだから、そんな古い本売れそうもない、と思ったのでしょうか。

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割と綺麗で、しかも初版なのに・・・

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なんだか不思議。

高野文子さんは、気になる漫画家の一人です。

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2012年5月28日 (月)

奈知未佐子『あなたが私に語ること』

奈知未佐子『あなたが私に語ること ~幸せな犬たちの物語~』

2012年5月28日 初版発行 少年画報社

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奥付は5月28日発行ですが、14日には発売されました。

少年画報社の雑誌「いぬまん」「わんぱんち」「YOU」などに掲載されていた作品です。

残念ながら「わんぱんち」は昨年2011年7月号が最終号となりました。

内容は

〈あなたが私に語ること〉

1.ロビン 亡くなったペットがその死を悼む飼い主によせる愛
2.さくら やさしい犬さくらが急に凶暴になった理由
3.チビ  救急車で運ばれていったおじいさんをいつまでも待つ犬
4.ブッチャー 不細工だからブッチャーと呼ばれるリリーはいつも通りを見ている
5.チョコ 年寄り犬チョコの心の中は笑顔でいっぱい
6.あの子のこと 人嫌いの偏屈老人の飼った犬は心を閉ざしていたけれど

〈幸せな犬たちの物語〉

7.ポーチー 「純一犬」と呼ばれるポーチーは可愛子ちゃん犬が大好きで脱走しまくり
8.ハナ子  犬嫌いのはずの夫にハナ子は尻尾を振ってまとわりつく

の8編です。

〈あなたが私に語ること〉は「アニマル・コミュニケーターの侑川十子(ありがわとうこ)が人とペットの心をつなぐ架け橋として、犬たちの気持ちに耳を傾けます――。」と帯にある通り、犬たちの心の声を聞くお話です。

この侑川十子さんは実在の人でしょうか。

作者の奈知未佐子さん本人であるように思われます。

奈知未佐子さんには本当に動物の声が聞こえるような気がしてなりません。

8編どの作品も、優しくて切なくて、でもじわじわほのぼのと幸せが満ちてくるようで、何度も読み返したくなります。

奈知未佐子さんの作風はどれも穏やかで、今流行の漫画の派手なコマ割りや描写に慣れた人には物足りなく感じるかもしれません。

でも、これらのお話にはこの絵が一番です。

一度「奈知未佐子ワールド」にはまってしまうと、次から次へと読みたくなります。

犬好きの方、動物好きの方、奈知未佐子さん好きの方にお勧めの1冊です。

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2012年5月27日 (日)

『あけちゃダメ!』小川英子作 奈知未佐子画

2012年4月5日の
http://maimaituburi.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-9bbb.html
へのつけたしです。

あけちゃダメ!」 小川英子作 奈知未佐子画 
新日本出版社 2012年2月発行

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「冷蔵庫をあけたら」と「洗濯機をあけたら」の2話です。

奈知未佐子さんの挿絵が見たいという動機から読みました。

こども向けのお話ですが、小川英子さんのお話が予想以上に面白くて一気読み。

はるかな昔に読んだこども向けの本は「清く正しく美しく」や「勧善懲悪」が多かったような気がします。

つまり、大人は勧めるけれど面白くない本が多かったような気が・・・

対象年齢のこどもが身近にいないため児童文学とは縁遠くなっていましたが、この「あけちゃダメ!」を読んで、いまどきのこどもはエライ!と思うことしきり。

だって、冷蔵庫を開けたら牛が出てきて牛乳のセールスを始めて、しかも「なみ」と「上」と「特上」があって自分の判断で自分のお金を払って・・・しかもママが帰って来るまでに一件落着にしなくちゃならなくて・・・牛は責任持ってご案内といいながら無責任だし・・・やまんばとババ抜きもしなくちゃならないし・・・牛は足を引っ張りまくるけど見捨てるわけにいかないし・・・

現実社会をみても、いまどきのこどもは、やることが多くて気を使うことも多くて大変。

昔のこどもの人生はもっと単純だった気がします。

洗濯機から出てきた洗濯屋のセールスもとんちんかんでスットンキョウで、つまりそんな大人を相手に失礼のないよう対応するこどもは大変・・・

とても面白い話ですが、あくまでもこども向けのお話です。

大人が過剰な期待を持って読むと物足りない恐れあり。

小学生用のプレゼントに買って、こっそり読むというのが一番いいかもしれません。

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