あっちの岸
訃報が届きました。
数十年前、こどもを通して知り合ったグループの一人。
グループ内で一番若く、いつまでも若い印象があり、50代になったと聞いたときには、ええっ!?と皆が驚いたような元気な人でした。
どこか悪かったわけではなく、突然の心臓発作。
年に数回会う程度でしたが、最後に会った時も、じゃあ~ねえ~またねえ~、と気楽に別れの言葉を交わしました。
良く言えば、ピンピンコロリ。あまりに突然すぎて、いまだに実感がありません。時間が経っても信じられないだろうな・・・
苦労もした人でした。いろいろ悩んで。やっと落ち着き、孫たちも生まれて、これからだったでしょうに。
家族だけで見送るとのこと。
最近近所で亡くなった方たちの場合でも、家族だけで、ということが多くなりました。
さようならIさん。いろいろありがとう。安らかにお眠りください。
残された人たちも、いずれ後から行きます。ちゃんと迎えて下さいね。また宴会しましょう・・・
天国で、と言いそうになりました・・・少々死生観が混乱しています。平均的日本人の多くは先祖代々の仏教徒であり、行先は西方浄土のはず。たどり着くまでいろいろ試練はありますが。
途中で三途の川をこえる越える筈。
無事にあっちの岸へ渡ったら、とりあえず心配はないでしょうね。渡るのは二週間後だそうです。
罰当たり仏教徒のワタシですが、どうかちゃんと渡れますようにと、心の中で手を合わせています。
さようなら・・・
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