« 上野東照宮 | トップページ | お獅子の歯磨き »

2015年6月26日 (金)

上野東照宮の灯籠

6月7日上野恩賜公園散歩の7です。

上野東照宮には灯籠がたくさんあります。

大きく二つに分けて、唐門前の「銅灯籠」と参道の「石灯籠」。

↓金属の方。

B0495_150607toro

銅ですので緑青を吹いておりますが、巨大で立派。ずらりと並ぶと圧倒されます。隙間をちょろちょろ廻りましたが、いま大地震が来たら間違いなく潰されるな・・・と小心者ゆえ恐怖を覚えました。

上野東照宮のHPによりますと、

〈全48基。国指定重要文化財。諸大名から奉納されました。
唐門両側の6基は、内側より紀伊・水戸・尾張の徳川御三家より2基ずつ寄進されたものです。 〉

そうです。この写真は、はて、御三家のじゃなさそうだな。

灯籠の間をネズミよろしくちょろちょろすると、いろいろ面白そうなものがありました。

とっとこ歩いて行く龍。足の運びがウナギ犬みたい・・・

B0497_150607ryu

お説教するお獅子と、聞きたくもないのに聞かされているお獅子。

B0498_150607sisi

がみがみがみがみ・・・(うぜえ。早く終われ・・・)

見返りお獅子。

B0499_150607sisi

後ついてくんじゃないわよ。しっしっ。

約360年分の腐食と緑青・・・それでもモノは形が残る。

B0499_150607sisi2

これを作った人(職人)は骨さえ残っていないでしょうね。名前はどこかに残っているのかな。

こちらもお獅子。

B0500_150607sisi

小さくてはっきりしませんが、別れ際が悪そう。

「とっとと行きやがれ」「てめえの面なんぞ金輪際見たくもねえやい」・・・

箱から出せ、と言ってるみたいな龍。下は水紋でしょうか。

B0501_150607ryu

まだまだいっぱいありますが、ありすぎてクラクラして辞去。

時間のあるときに、1個ずつゆっくり見て回るのも面白そうです。

ついでに、奉納したのはどこのお殿様かもじっくり見てくるべし。

で、石灯籠はというと、巨大なのが参道にずらりと・・・

B0504_150607toro

右奥のちょこっと赤いのが、水舎転用の門のあたりです。

この写真には少ししか写っていませんが、そりゃもう左右にぎっしり並んでいます。

〈200基以上あり、ほとんどが現在の社殿の建築の年1651年(慶安4年)に諸大名より奉納されたものです。〉

うち一基を何気なく写真に撮ってきました。

B0503_150607toro

ふむふむ。

東照宮 廟前

 慶安四年辛卯四月十七日

 従四位下丹羽左京大夫藤原朝臣光重」

だそうです。繰り返しになりますが、慶安四年は1651年です。約360年前です。

ほえ~、とマヌケな声しかでません。

よくぞ、これまでご無事で。数々の大震災にも、明治維新の動乱にも、太平洋戦争の空襲にも負けず、残っているとは。これからも安泰でありますように。

ところで。

丹羽左京大夫藤原朝臣光重」さんて誰?

ネットで調べたら、福島のお殿様でした。

二本松市 ふるさと人物史「丹羽 光重」
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/soshiki/54/393.html

〈二本松藩の基礎形成者 丹羽 光重(にわ みつしげ):1621年~1701年〉

名君だったそうです。

はあ、上野の構築物は奥が深い・・・

まだ、続きます。

ととと、一つ忘れました。お化け灯籠。

B0574_150607baketoro

境内じゃなくて、少し離れた場所にあります。

B0575_150607baketoro

高さ6.06メートルだなんて。ワタシが縦に4人並んでしまいます。

でかけりゃいいってもんじゃないでしょ・・・

いや、大きいことはいいことかな。権力・財力誇示用でもありますもんね。

寄進は寛永8年(1631年)。上野東照宮創建は寛永4年(1627年)です。

|

« 上野東照宮 | トップページ | お獅子の歯磨き »

おさんぽ4・都心の庭園/公園」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/525834/61791863

この記事へのトラックバック一覧です: 上野東照宮の灯籠:

« 上野東照宮 | トップページ | お獅子の歯磨き »