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2014年3月16日 (日)

念仏坂上って下って

3月9日の風邪引き散歩の5です。これで終わりです。

昔の野川から今の野川に行き、さて、どの道を通ってJRの駅まで戻ろうか。

マップには「質屋坂」が散歩ルートになってますが、車行き交う道で面白くない。

名前の由来はそのものずばり「質屋さんがあったから」。

で、ふと気づくと道の脇のお宅のこんもり繁れる垣根になにか石碑のようなものが埋まっておりました。

枝を掻き分けると「神明宮」。その先の道は参道・・・

結構向こうにある鳥居の中には車が止まってました。

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両脇には民家が立ち並んでいます。私道みたいな雰囲気ですが、おっかなびっくりはいっていくと、敷地境界線のあいまいな突き当たりに神明宮がおはします。

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多分、昔は農地に囲まれたお社だったのでしょう。

まさか家が立ち並び、参道に路上駐車されるとは思いもしなかったでしょうね。

世の中、かわりますものねえ・・・

オーソドックスな狛犬様がいらっしゃいました。

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苦虫を噛み潰したように見えたりして。

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その後は幡随院 へ。非公開なのは分かっています。予約制だと。

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なんか少しくらいは見えるのではないか、と思ったワタシが甘かった。

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高い塀に囲まれて何も見えやしませぬ。脇の「なそい坂」が散歩ルートになってますが、塀を眺めて歩いても仕方ありません。

方向転換。あ、この幡随院は長兵衛さんとは関係なさそうですあり。

(訂正:幡随院は元は下谷神吉町にありまして、長兵衛さんはその近所だったそうです。)

念仏坂、というのがあります。そっち行きましょう。

↓間違えたかと思いました。個人宅の出入り口で、のこのこ入ったら怒られるかと。

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躊躇していたら、向こうから買物袋提げたおじさんが歩いてきて、普通に通り過ぎました。

大丈夫みたい・・・

これがまあ、タイムスリップしたような坂でした。

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昭和の名残・・・なんてものじゃなくて、二百年がとこ遡った雰囲気(ブロック塀見えますけど)

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藁葺き屋根が近くに見えるこの場所に来たとき、風が吹きまして、ああ風も空気も遠い昔の匂いがする・・・

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ここではないどこかのようでした。

上りきったところに案内表示。

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あまりに心地よい空間なので、来た道を戻ります。いいなあ・・・

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で、近くには平代坂というのもあります。行ってみましょ。

↓これ。

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梶平太夫さんが水車を回したので平太坂。なまって平代坂となったようで。

で、その梶さんは今も続く旧家のようで。

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(説明をじっくり読みましたら、少なくとも鎌倉時代から続いているようで・・・)

この説明板に書かれている

【有形民俗文化財】梶家所蔵板碑群(かじけしょぞういたびぐん)
【有形民俗文化財】梶家所蔵宝篋印塔(かじけしょぞうほうきょういんとう)

についての説明と写真は、小金井市のHPにあります。
http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/shogaigakushubu/syougaigakusyuuka/siryou/bunnkazaikakari/siteibunkazai2.html

近所の情景。道路じゃなくて個人宅の入り口・・・。

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遺跡もあるようです。この日の部のエネルギー枯渇気味で探求せず。

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↑後で表示をよく読むと、

旧石器時代(約3万5千~1万5千年前)の遺跡だそうです。

近くには縄文時代中期(約4千5百年前)の住居跡2軒が見つかっているそうです。

また室町時代の墓跡または祭祀場とみられる地下式横穴があり、さらに付近には古墳時代末期の横穴古墳が発見されているそうです。

で、道路を挟んで「どんぐりの森公共緑地」というのがありまして。

まあ、素敵な傾斜地でした。

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誰もいません。こんな快適な空間なのに。

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風がふくと竹林がゆっくりゆっくり、太古の記憶を呼び覚ますように揺らぎます。

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葉のすれる音が心地よい・・・

思うにこの竹林あたりが「室町時代の墓跡または祭祀場とみられる地下式横穴」のようです。

思うに、この緑地の上のほうの空き地が「平代坂遺跡」のようです。

なんだろ、この空き地・・・建売住宅にならなきゃいいけど、と思ったところでした。保護されているのでしょうね。ねっねっ。

というところで、撤収。この日の歩数、34441でした。

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おさんぽ31・小金井市」カテゴリの記事

コメント

小金井には、昔懐かしい風情のある場所が、まだあるんですね。
友人の兄が、小金井で薬局を始め、友人も卒業と同時に一家で引っ越し、当時はよく遊びに行きました。
吉祥寺だったかな?大きな植物園に連れて行ってもらい、ノウゼンカズラを初めて見ました。
お互い大人になり、家庭も持ち家族も増えて、疎遠になってしまいましたが、チョット久々に、連絡をとってみたいなぁ〜と思います。

私、小学生の頃からの花粉症で出来ませんが、今の季節のお散歩はきっと気持ち良いのでしょうね。

投稿: ユキ | 2014年3月16日 (日) 11時21分

ユキさん おはようございます。
ワタシの地元市は国分寺崖線(いわゆるハケ)が通っていないので、ほぼ平ら、道は基本直線で、昔懐かしい部分はほんの少しですが、近隣の市はハケの高低差のお陰か、昔に迷い込んだような風景が残っています。
ということを、最近歩き始めて知りました。
歩いても歩いても発見です。
もう少しすると、あちこちで桜が満開の極上の景色が見られるようになるはずです。
この季節、花粉症とはお気の毒です。
 
吉祥寺の植物園は、井の頭公園の動物園の中の熱帯鳥温室だと思います。
残念ながら東日本大震災で被害が出て、昨年取り壊しになりました。
好きな場所でした。

投稿: マイマイ | 2014年3月17日 (月) 10時02分

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