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2014年3月26日 (水)

この堰なんの堰

「暑さ寒さも彼岸まで」・・・と毎春毎秋飽きもせず口走ります。

格言通り急に春になりまして桜も開花しましたが、日頃の心掛けに難があるようで、風邪気が抜けませぬ。

ぶえーくしょい、と百年の恋も吹き飛ばしつつ、ティッシュでチーン、をやっておりましたら、鼻の奥が痛い・・・はなぢが出てきそでマジやば・・・と、物言いの品性も欠如。はよ、本来に戻らねば。

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3月15日小金井散歩の5です。ようやくお終いになります。

下村湖人氏ゆかりの浴恩館公園を出まして、さてどちらへいきましょうか。

てくてくマップにはぐるーっとまわって学芸大学を眺めながらナンジャモンジャ通りを通り武蔵小金井駅に向かうコースがあります。

面白そうなのですが、一つ大問題あり。

時間が足りません。もう帰り道を辿らねばならない時刻です。今から2時間弱のコース(きょろきょろする分を加えると4時間コース)には行けませぬ。哀れシンデレラ・・・

帰りましょ。

の前に一箇所だけ寄り道を。

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神社とあったので言ってみました。小さい社です。お世話する方に事情がおありなのでしょうか、少々寂しげでした。名前も分かりませんが、とりあえず合掌。何事もありませんように・・・

で、どうしましょ。一番近いのは東小金井駅です。脇目もふらず行けば30分以内で駅着じゃないかと。

が、30分歩いて電車乗って電車降りてまた歩くなら、いっそ直ぐ北の玉川上水沿いに歩いてもそう違いはないではないか・・・(←バカ)

斯くして歩き方始め。

地図上では小金井公園正門前にあたる上水沿いを下流に向かいました。

いつ見ても同じ深き水の流れよ・・・今は底を少々流れるだけですが、昔は「人食い川」の異名を取る深く急な流れでした(と見てきたような決まり文句を。しかし、今もし満杯で流れたら結構恐ろしいことになりそうです。太宰さんが身を投げたわけだ・・・)

この日(3/15)は桜は全然でしたが、今日あたり上水沿いは見事な桜並木になっているかも。

で、枯れ木茂れる上水を横目に、梶野橋まできまして、ふと横に目をやりましたら、あんらまあ、素敵な廃屋風が・・・

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なんざましょ、とそちら方向にいきましたら、あんらまあ、この川なあに?

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↑写真に写っていない右側では農家の方が作業してらっしゃいました。

で、引き返そうとして気がつきましたのが、これ↓。

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どう見たって、昔ここに流れがあったはず。なんざましょ。

後でグーグルマップで確認しましたら、水路が描かれています。細い方です。

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↓グーグルマップの写真だとこんなんです。

140321suiropict

中央より右やや下の筋が「用水路」。道路左側に続きがあります。

さらに調べて正体がわかったような気がしましたが、とりあえずこの日の帰路をば先にいたしませう。

↓何度も通りかかっていたのに、この日まで気がつかなかった玉川上水の岸の水門らしきモノ。

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うーん、今は使われていませんね。こっからどっかへ水が流れていたんでしょうね。

場所は曙橋を過ぎて境橋の手前ですから、先ほどの正体不明水路よりずっと下流です。

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↓下流側に、こんなんもありましたよ。

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これも、数度通りかかっているにかかわらず、見えているのに見ていなかった「堰」。

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人間の目って見たいものしか見ないし、耳も聞きたい音しか聞こえないし、あてにならないものですねえ・・・

で、帰ってから調べましたよ。

1.用水路は玉川上水の分水の「砂川分水」のようです。砂川分水にはまた各種分水があったそうです。ネットには「梶野新田分水」という記述もありました。

「梶野町築樋」で仙川と立体交差しているという話も。「梶野町築樋」は先日近くまで行きましたが見てこず。川の立体交差とは素晴らしい。ぜひ見に行きまする。

2.「水門」と「堰」はですね、玉川上水の分水の一つの千川上水の旧取水口と堰のようです。へえー・・・

で、何で調べたかといいますとですね、図書館で借りた

『図解 武蔵野の水路 玉川上水とその分水路の造形を明かす』
渡部一二 東海大学出版会 2004年8月5日

面白いですよ。ワタシにとっては。興味ない人には辛気臭い本ですので、お勧めはいたしませぬ。

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