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2014年1月17日 (金)

かいぼり準備中

井の頭公園の井の頭池は現在「かいぼり」準備中です。

かいぼりがなんだかわからない?

池などの水をくみ出して、池を干して底の泥を取り除く、お手入れです。

昔々の田舎での子ども時代、農業用水をせき止めて水をくみ出し、魚を捕まえたりすることも「かいぼり」と呼んでました。ザリガニとかフナとか捕まえましたのよ。もちろんおかずになりましたのよ。アメリカザリガニは美味しいんですのよ。おほほほのほっ。

「井の頭恩賜公園 100年実行委員会」というものがありまして、すっかり濁ってしまった井の頭池をきれいにしようと取り組んでいます。

題して「よみがえれ!!井の頭池! -湧き水が豊かだった頃の姿を取り戻すために-」

詳しく知りたい方は公式サイトをご覧下さいまし。
http://inokashirapark100.com/index.html

12 11日に吉祥寺に買物に行ったついでに寄ってきました。

かいぼりのための工事がすすんでいまして、当然ボート遊びはできません。

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上の画面の中央の三本棒もそれ用の設備です。

↓その日は「外来魚調査活動」をボランティアの方がされていました。

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↑ひょうたん池のひょうたん橋のところです。

青いバケツの中は稚魚が入っていて「ブルーギル幼稚園」「もつご幼稚園」みたい。

もつごの方は水入りですが、ブルーギルは日干しの刑になっていました。害魚でも小さいうちは可愛いんですけどね・・・

↓排水用のパイプかな。

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そこらじゅう、工事中でした。

↓いつの間に整備されたんでしょう。住宅街に上がる階段。たしかこの脇には廃墟みたいな家があったはず・・・(どれだけ前の話?)

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上がってすぐ右には「玉光神社」があります。

以前からありましたかしら? この日初めて気がつきました。何度も通っているはずなのに、昔はモノを思はざりけり、神社仏閣なんぞに興味のないお年頃でしたのね。遠い日々・・・

で、この神社、普通の神社じゃないようです。鳥居はあるけれど・・・なんとか結社みたいな雰囲気。野次馬がノコノコ入っていかないように、入口がガードされてますし・・・

すぐ引き返してきました。その先に行っても面白くなさそう。

ワタシが吉祥寺住民だったのは何十年も前のこと。その頃はこの辺は大きなお屋敷があったりして、タイムスリップしたようなワンダーランドだったんですけれどね。相続税とかいろいろ災難が降りかかったのでしょうね。人の暮らしは変りますわよね。

公園内、最近はアートナントカで人だかりができてます。ワタシ、興味ありませんのですたこら。大道芸もいいですけどね、公園じゃなくて他にもっとふさわしい場所があるんじゃございませんか・・・いいか、子どもは喜んでますものね。

↓どこのヨットハーバー・・・じゃなくて、公園のボート乗り場です。

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手前は工事中でゴタゴタ。 

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ボート遊びはできませんので、スワンボートもおとなしく係留中。

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この白鳥さんたちは、15 14日、小型トラックに乗せられてどこかへお引越ししたそうです。

思い出のボートもお引っ越し@井の頭公園のかいぼり
http://irumamusashisanpo.cocolog-nifty.com/irumamusashisanpo/2014/01/post-fa33.html

↓公園にピアノ出現。これも上のブログで教えていただきました。中田喜直さんの碑です。

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「中田喜直記念歌碑」。「ちいさい秋みつけた」の直筆譜を刻んであります。

昨年11月16日に除幕式を行ったそうです。ぴかぴか過ぎて似合わない感じ。隣の「思い出ベンチ」がいい具合に古び始めています。

その先に進みますと、井の頭弁財天です。この写真は無人ですが、結構人がいましたよ。

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ですので、お参りは後回しにして、昔昔に辿った参道を黒門(鳥居)まで行ってみることにしました。

↓この坂を上って延々と歩きます。

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で、その延々ですが、乙女のワタシがチャリを飛ばしてうろうろしていた頃は未舗装道路だったような気がしましたが、突然鳥居に出くわして、なんだなんだと驚いた記憶がありますが・・・

今は住宅だらけ。

昔の面影は道のまがりくねり具合だけ、みたいな。

かなり歩いて黒門に着きました。内側から撮った写真は車が邪魔でさまにならず、では外側からと移動しましたが、通行人が途切れないよっ。

ということで情緒に欠ける証拠写真↓。

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通行人には当たり前の風景になっちゃってるようで、鳥居くぐるに頭下げるでなし、端を歩くでなし・・・バチは当らんようです。

脇に古そうな石碑あり。

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弁天さまへの道しるべだそうです。

よく読めないのですが、

「ナントカ水源 井頭弁財天」

「延ナントカ二ナントカ年十二月吉祥日」と書いてあるような・・・

裏側には「 大盛寺現住寛祐代」「ナントカより社まで一丁ナントカ」と書いてあるような・・・

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昔は有難い鳥居だったのでしょうね・・・

脇に大黒様。三鷹市唯一の大黒天石像だそうです。

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で、お宝映像発見。じゃーん。

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三鷹市教育委員会資料:大正時代の黒門です。

(黒門の形は変っていますが)黒門、大黒様、道しるべの三点セットそのまま。

わあ、昔田舎で子どもだったとき、親戚の家に遊びに行くのに、こんな道を歩きました。

今は車がびゅんびゅん行きかって歩行者に危ない道になっちゃってます。もちろん家だらけ。

・・・と感慨に浸っていないで、来た道を弁天様に向かって引き返します。道そのものはつまんねえだよぉ・・・

やっと公園へ降りる階段まで戻ってきました。

左に大盛寺があります。が、ちょうど法事をやっていまして、人はいる車は止まっている、で写真が撮れませぬ。

人が途切れた時に、ささっと撮り逃げ。全体写真はありませぬ。

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wikipediaには

〈天台宗の寺院。山号は明静山。院号は円光院。本尊は薬師如来。都立井の頭恩賜公園内・井の頭池にある井の頭弁財天の別当寺(本坊)でもある。〉

とあります。神仏ごっちゃ。額には↑「明静山」とあり、横には↓「井之頭弁才天本坊」の表示。

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階段の手前には2組の灯篭がございまして、向かって手前が新しくて奥が古くて・・・いや、記憶曖昧。

↓どこを見ても車が邪魔。これが「文化七年庚午五月巳ナントカ」だったかしら。1810年。

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土台に「両国構中」の彫文字。

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講中のことでしょうね。今ならペケくらうとこですが、 昔は漢字表記がおおらかだったんでしょうね。わかりゃいい、みたいな。

隣に「井之頭弁財天石鳥居講中」の石碑。講とは信者団体、みたいなものですよね。

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明和四丁亥歳九月吉辰、とあります。1767年。 へ? 隣の灯篭との関係は?

(追記:この上に宇賀神さんが乗っかっていたとのこと。昨年の初めのほうで弁天様の境内にお引越ししたようです。)

より階段近くの灯篭。写し間違いでなければ「慶応元年乙丑」と書いてあったような・・・1865年。

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その近くに、修理記念の石碑。

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とにかく石に刻んどけ、それが一番確実だ・・・みたいなノリかしら。

階段下はもちろん弁天様。お参りする人が結構多いです。

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人影が、とぎれやしません。

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降りるとそこにも灯篭。「天保四葵巳年三月吉日」だそうです。1833年。

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こちらは「日本橋」とあります。

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が、そんなことより、上の上の写真の灯篭の下をご覧くださいまし。

左下の染み・・・罰当たりワンコの狼藉の跡じゃございませんか。 いやワンコの罪は飼い主の罪。どこのどいつでえ。

で、突然ですが都合により、この日の散歩これにて終了。

よく知っているはずの井之頭公園が、謎だらけのワンダーランドに見えてきました。下調べして、人の少ないときを狙ってまた行くざますよ。ほほほっ。

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コメント

乙女の縄張りはこのへんでしたか。
私の青春の1ページは、丸井のところにあった映画館「吉祥寺ムサシノ」。

「草原の輝き」何ぞを見終わって明るくなったら、好きになった人が客席にいました。

同じ作品を共有してたんだと、ときめいてました。
それだけですけど・・。

投稿: 多摩散歩人 | 2014年1月17日 (金) 22時59分

おはようございます。
「草原の輝き」は吉祥寺の名画座?で見ました。
「スバル座」だったように思っていましたが「吉祥寺ムサシノ」だったかもしれません。
東急百貨店が開店準備をしていた頃でした。
 
その頃は隣駅の「三鷹オスカー」に何度かいきました。三本立てで、全部見終わるころにはお尻が痛くなって・・・
 
三鷹オスカーも第九書房もなくなっちゃいましたね。

投稿: マイマイ | 2014年1月18日 (土) 10時39分

井の頭公園そばの喫茶店でコーヒーを淹れてくれた、長髪のロック青年らしきお兄さんの指が、長くて綺麗だったことが忘れられません。

投稿: kiri | 2014年1月20日 (月) 10時47分

kiriさん こんにちは。
坂の途中の喫茶店「もか」でしょうか。
本当に美味しいコーヒーのお店でした。
 
残念ながら、店主が亡くなられ閉店しました。
3年ほど前、国際基督教大学そばの「中近東文化センター」で、店主を偲んで期間限定で復活したことがあります。

追加:その後も「もかリバイバルカフェ」を期間限定で中近東文化センターでやっていたようです。
しかし、文化センターそのものが一般公開を中止したため、2013年が最後になったようです。

投稿: マイマイ | 2014年1月20日 (月) 13時29分

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