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2013年12月21日 (土)

年末進行と辞職

「徳洲会」マネーをめぐる迷走の末、猪瀬直樹知事が19日に辞職を表明したことは、既に皆さんご存知です。

作家としての猪瀬氏は「ニュースの考現学」など興味深いものでしたが、石原慎太郎氏の副知事となった時、なんか違うぞ、という気がしました。

その後、石原慎太郎氏の後を継いで都知事となった時はさらに「違うぞ・・・」と強い違和感を覚えました。

石原氏は「優秀な副知事」と絶賛しておられましたが、まさに「副知事」としては優秀、しかし長になるべきではなかった・・・サブに徹してこそ輝く人もあるのですよ・・・それもちょっと違う、いや大いに違う。

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(え? なんの話。あたし関係ないわよ。ハラグロセキレイじゃないわよ。)

昔昔、アンガージュマンという言葉がありました。言いだしっぺはサルトルでしたか。社会参加あるいは政治参加というような意味合いですが、ことに作家など「文化人」は参加しなくてはいけない、という雰囲気だったような気がします。

カミュなどは消極的だったそうな。

石原慎太郎氏も猪瀬直樹氏も「アンガージュマン」ですわね。

作家は政治参加しなければならないという理屈なら、政治家は作家活動をしなければならないのか・・・

やめちくれ。

悪夢にもなれないような「作品」なんぞ読みたくもない。

作家が文学のプロなら政治家もまた政治のプロ。能力の活かし方が違いすぎます。両方に才能を持ちそれを活かせる稀有な人間がどれほどいるでしょうか。

今回の事件で猪瀬さん、虻蜂取らずの線、濃厚・・・

政治をするならプロに徹するべきでした。

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(だいこも吊るし上げられて萎れる季節)

ワタクシ、バカ気の至り時分、いくつかの政党の党員に名を連ねたことがあります。政治に興味があったわけでなく、「お付き合い」「名義貸し」など、まさにしょーもないノンポリでした。

でしたが、少々政党の内幕なんぞも覗きまして、自分が政治に不向きであると確認することができまして、やる気がでない、という屁理屈で辞めさせてもらいました。

人間には持ち場があるですよ。

猪瀬さん、原点に戻ってくださいまし。

(以上、凡人ですので事実誤認の畏れ大。ミカドの肖像も読んだ筈ですが忘却)。

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(赤抜けた張り紙。人間、オノレの後始末は自分でせねば。)

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で、この件で多大なる迷惑をこうむっている方々は多いのですが、印刷業界もその一つ。

各種機関紙など、既に新春号を編集済みで早いところは印刷にも入っちゃっています。

都知事の新春のご挨拶もありますわね。ここにきて辞職だなんて・・・年明けてからにして欲しかった、と思っている現場もありますわよね。

ただでさえ、年末は締め切りが前倒しになってひいひい言ってるのに・・・

この前倒しを年末進行と言いますのです。ワタシとこでも編集請け負ってる小さい機関紙の原稿が差し替えになりましたですよ。

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コメント

こんばんは。

年末進行と猪瀬直樹がなんの関係があるん
かなぁ?

と、読み進めていったんですけど、まさに
出版物の著者の肩書きに影響するんですね。
とんだとばっちりで、お疲れ様ですcoldsweats01

投稿: なかっちょ | 2013年12月21日 (土) 20時20分

こんにちは。
ワタシは大きな仕事してりるわけでなし、どうということないんですが、ニュースによると東京都の広報は刷り直しになったようです。
(^-^;

投稿: マイマイ | 2013年12月23日 (月) 16時22分

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