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2013年12月16日 (月)

国立天文台1

12月8日散歩の5です。

ワタクシが歩いていたのは国立天文台の外周です。

けど歩けど歩けど天文台入り口に行きつきません。後で地図を確認しましたら、広大な敷地の真反対から接近しようとしていました・・・

楽しんだからいいんですけどね。裏から入れないのかしら・・・一般人はだめでしょうね・・・

↓入口です。右の水色屋根の建物が受付です。

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名前と住所と入園時間を書いて、ワッペンをいただいて服に貼って入場します。

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記念に持って帰っていいそうです。

ところで、国立天文台とはなんでしょう。近隣の人は単に三鷹の天文台といってますけど。

見学ガイドには

〈国立天文台は、世界最先端の観測施設を擁する日本の天文学のナショナルセンターです。

大学共同利用機関として全国の研究者の共同利用を進めるとともに、共同研究を含む観測・研究・開発を広く推進し、また国際協力の窓口として、天文学および関連分野の発展のために活動しています。〉

とありますけど、一般人には珍文漢文ヒエログリフ・・・わからん。

こういう時には看板をみましょう。

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「国立天文台」
「総合研究大学院大学 物理科学研究科天文科学専攻」
「東京大学大学院理学系研究科附属 天文学研究センター」
ぐっ・・・

【沿革】の説明がわかりやすかったです。
http://www.nao.ac.jp/about-naoj/data/history.html

日本で継続的に星の観測をするようになったのは、江戸時代後期幕府天文方浅草天文台からでした。

明治時代になり、本郷の東京大学構内に学生の実測用に天文台が作られ、明治21年(1888年)に港区麻布に東京天文台が作られました。その後、大正13年(1924年)に、天文台は三鷹へ移転しました。

初期の天文台の主な仕事は、星を観測して経緯度の決定、暦の計算、時間の決定を行うことでした。これは明治時代の国策として始まりましたが、現在も天文台の仕事の一部として続けられています。

昭和63年(1988年)、東京天文台は水沢の緯度観測所などと一緒になり、国立天文台となりました。さらに国立天文台は文部省、文部科学省の管轄を経て平成16年(2004年)4月1日より法人化し、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台となりました。〉

元が東大だから、今も東大なのね。そんでもって、いろんな大学の大学院にもなってるのね。だから国立天文台三鷹キャンパスっていうのね。ああ、そうなのね(←理解度疑問)。

さて、構内案内図をいただいて楽しい見学の始まりです。

真っ先に行きましたのは「第一赤道儀室」です。

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パンフによりますと、一番古い建物だそうです。1921年建設。国登録有形文化財。

如何にも天文台。怪しい博士が夜な夜な望遠鏡を覗いていそうです。

が、その日は、ジャニーズ系のイケメン研究員(学院生のアルバイト?)が、しょうもないおばちゃん相手に丁寧に説明をしてくださいました。

(わっ、可愛いな。頭いいんだろうな。年増好みだったりしないかしら。)

触らせてくれました。いえいえイケメンにじゃなくて、↓このハンドルに。ドームが回ります。

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ここでは太陽黒点の観察をしているそうです。

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口径20cm、カール・ツァイス製、ガバナー方式(重錘式時計駆動赤道儀)。

↓この劣化具合、良きかな良きかな。

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頼りなさそうですが、東日本大震災にも無事だったそうです。(関東大震災も乗り越えています。)

指定コース以外は歩けません。理由はいろいろありますが、その一つがこれ↓。

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マムシかと思いましたが、ヤマカガシでした。ヤマカガシは無害と思われているフシがありますが、死亡事故も起きている毒蛇ですよ。

構内はだだっ広く鬱蒼としています。貴重な自然林です。

太陽塔望遠鏡。またの名をアインシュタイン塔。

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塔全体が望遠鏡の筒の役割を果たしているそうです。シーロスタット(平面鏡2枚で太陽光を取り込む装置)はカール・ツァイス製だそうで。鏡は水晶製だそうで。

1930年建設。国登録有形文化財。

ドイツのポツダム天体物理観測所のアインシュタイン塔と同じ機能と構造を持っているそうです。

ここでは一般相対性理論の検証はできなかったとのこと。(ドイツではできたということ?←未確認です。)

アインシュタイン塔には近づけません。手前の柵から見るだけです。

柵の近くのこれは、秘密の入り口?

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塔の壁ですよ。昭和初期に流行したスクラッチタイル装飾だそうですよ。

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おほほロマンチック・・・あの梯子、よじ登れるかしら。途中で怖くなって、助けて~と叫んで・・・怒られるだけで済むかしら・・・

天辺です。 あそこまでたどり着いたら絶景でしょうね。

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次は天文台歴史館(大赤道儀室)に向かいますよ。

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構内で一番大きなドームです。日本最大の屈折望遠鏡(光景65cm)があるそうです。これもカール・ツァイス製。

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1926年建設。国登録有形文化財。

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ここはねえ、宝の宝庫でした。監視員なし。撮影禁止の張り紙なし。太っ腹。

↓ガリレオの展望鏡。レプリカですよん。

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レプリカでも立派。

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↓これが最大望遠鏡。

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色が変なのはフラッシュなしの真っ黒写真を無理やり明るくしているからです。こういうところでフラッシュ使っちゃいけません。(と思ひまふ)

天体観測用クロノメータ。使い方は分かりませんが、素敵っ。

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↓手回し計算機。 昔の話に出てくる計算機って、こんなんだったんだ・・・

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望遠鏡の下部です。

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展示パネル。楽しい天文オタランド。(ワタシは野次馬です)

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↓おほほ。 赤い床は可動式ですよ。重量オーバーで底が抜けるのかしら。

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↓こういう物が好きなもので・・・

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上の階から降りてきました。振り返ると、階段がいい雰囲気です。

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こちらも資料室です。

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周囲にはさまざまな表情の天文台を撮った写真が展示されています。 貴重書の展示(レプリカ)もあります。

↓これはですねえ、レンズなんですけどねえ。ええと・・・

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そうそう、1945年5月24-25日の東京大空襲で焼け残ったレンズです。

口径16cmのメルツ社製屈折望遠鏡の対物レンズです。1936年6月19日の皆既日食時にはコロナの直接撮影に成功しているそうです。

館内、なんともいい雰囲気です。

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で、そろそろ天文台歴史館からお暇を。このレトロドアは出入口ではありません。

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外の玄関を抑えている錘は何を流用したのでしょう。

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記念に天辺を振り返ります。

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↑ドームの下の外壁のアーチ模様の繰り返しは「ロンバルト帯」と呼ばれる装飾だそうです。

で、まだ続きがあるのですよ。

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コメント

ガリレオの望遠鏡が立派。素晴らしい。
(たとえ、レプリカでも)。
これを拝見できただけでも嬉しいですdog

投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2013年12月16日 (月) 20時40分

こんにちは。
昔真冬に行ったのですが、大赤道儀室がむちゃくちゃ寒かった記憶だけが鮮明に残ってます。
こんな寒い中天体観測って忍耐なんだなぁって勝手に思ったりして。
残念ながらイケメンいなかったですorz。でも可愛らしい女子が解説してくれました♪

投稿: Mugpy | 2013年12月16日 (月) 23時24分

ジャネット・ぽこ・リン様。
おはようございます。
レプリカでしたが、立派でしたよ。
素人にはもったいない資料が一杯でした。

投稿: マイマイ | 2013年12月17日 (火) 10時48分

Mugpyさま。おはようございます。
確かに厳寒時は辛そう・・・
暖かくなったらガイドツアーに申し込んで、構内古墳群などを見に行きたいと思っています。
花見のシーズンもいいかもしれませんね。
イケメン、ラッキーでした。

投稿: マイマイ | 2013年12月17日 (火) 10時54分

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