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2013年10月22日 (火)

皇居東御苑

10月の三連休、仕事で丸潰れはやはり悔しい。

14日に頑張ればなんとかなるでしょと、真ん中の10月13日、皇居東御苑に行ってきました。

目的は、宮内庁三の丸尚蔵館です。

以前、

 第53回
 外国(とつくに)からのごあいさつ-贈られた異国の美
 平成23年1月22日~3月13日

の展示を見にいけなかったのが心残りで機会をうかがっていました。ふと思いついたのが13日。いつ行くの今でしょ。

今なら「美を伝えゆく -名品にみる20年の歩み-」をやっています。11月24日まで。

で、ペットボトルに水を詰めて、お弁当はクラッカー持って行くことにして、行ってきま~す。

幸せなことに皇居へは乗り換えなしの電車1本で行けます。

竹橋駅で降りると、目の前に皇居のお堀が見えます。

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お堀の水が抹茶ラテ色・・・

↓これは竹橋のたもと。

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新しく見えるのはメンテナンスの賜物だと思います。

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大正15年竣工、平成5年に大林組が改修しとりますな。

↓竹橋御門、とあります。

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↓旧江戸場内曲輪15門の一つだそうで、竹で編んだ橋が架かっていたそうな。

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↓これは「北桔門」(きたはねもん)です。ここから入ります。

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皇居の周辺の道はランナーで一杯でした。

皇居一周ランニングがブームだとは聞きましたが、歩く人より走っている人のほうが多い・・・

歩行者優先と注意書きがありますが、団体で走ってこられると軟弱歩行者にはちょっと怖かったりします。

門手前の警備所。

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へへへ、後ろから撮っちゃいましたよ、警備員さん。

北桔門。内側から撮りました。

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上の写真の左側に、入場券(チップ)を渡してくれるところがあります。

帰るときにチップを返却します。

「皇居東御苑」に来るのは初めてなので、どの門で返してもいいのか、案内図はないか、と係りの人に言いがかり、じゃなくて教えを請いました。

どこで返してもいいそうです。案内図は、ほぼ反対側の大手門近くの売店にあるそうな。

よって、そこに辿りつくまで案内図無し・・・

隣の北の丸公園などは何度も来たことがありますが、「皇居東御苑」が一般開放されていることはつい最近知りました。(昭和43年10月から公開)

東京に何十年住んでても、知らないことがたくさんあるのですよ・・・

↓いきなり面白そうな建築物がありました。

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桃華楽堂だそうです。

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〈香淳皇后(昭和天皇の皇后)の語還暦をお祝いして建設(昭和41年)された音楽堂〉(案内地図から)だそうです。

ところで、苑内外国人率高し。見た目で外国人と分かる人も多いのですが、話している言葉を聞いて東洋系外国人とわかる人も多し。観光スポットとしては最適なのでしょうね。

ご存知の通り、皇居の前身は江戸城です。当然遺構多し。

↓マヤでもなくエジプトでもなく、江戸城天守台。

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天守閣そのものは、明暦の大火(1657年)で焼失、その後再建されなかったとのことです。

追記:江戸城寛永度天守「復元図」CG
http://youtu.be/GdDWK-rgQU8

復元設計 広島大学大学院 三浦正幸研究室 CG制作 (株)エス
提供 NPO法人江戸城再建を目指す会

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お空はピーカンだし、坂道を行くのは外国人。日本の遺跡に見えません。

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上は平らになっていまして、片隅にいかにも時代劇風な松がありました。

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これも天守台の上部にあった、石階段?の名残?

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↓江戸城全体図です。ほおー・・・

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天守台の麓のこれは、井戸でしょうかしら。

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とりあえず左手の平川濠に近いほうに進みます。

書稜部の建物を過ぎて、うん、江戸城ですね。名残の石垣↓ が見事です。

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石垣・・・

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石垣(梅林坂)・・・

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石垣・・・

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なんで石垣に見とれる観光客がいないのでしょう。

あんぐり口あけて、一人仰ぎ見ていると、間抜けになった気分になります。

このあと、ほぼ自然林のような新雑木林を歩きました。

山道を模した道にはどんぐりがぎっしり・・・切り株に鮮やかな色のキノコが生えていたりします。

広い通路に出た途端、頭上のカラスにぼたっと爆弾を落とされました。幸いにしてそれましたが、命中してたら間違いなく怒りくるっていました。

↓あら、よろしい雰囲気ですこと。

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全景です。

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諏訪の茶屋、と言いまして、〈明治時代に吹き上げ御殿に建てられ、ご休所として使われていた茶屋を移築したもの〉だそうです。

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横側から。

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都心にある風景とは思えませんね、といいたいのですが、手前の道が整備されちゃっています。

やんごとなき方々は斯様な所でお休みになるのですから、おのずと穏やかになられるのでしょうね。環境は大事ですよぉ・・・

苑内はとにかく広いです。

↓二の丸庭園の端っこの水の流れ出るところから、下界を行く衆生を写しました。ほほほ。

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↓降りてきて、衆生の一人となって、滝を撮りましたですよ。

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池の水はそれほどきれいではありませんが、ひれの長い珍しい鯉=ヒレナガニシキゴイが泳いでいました。

外国人の親子連れが座り込んで、それぞれケイタイで鯉の写真を撮ろうとしていましたので、邪魔しないように通り過ぎました。

↓池に枝を張りだす百日紅の木。

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幹にコケが生えてるって、どうよ。

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↓絵葉書のような日本庭園。

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〈二の丸池は、小堀遠州作といわれる庭園の泉水とほぼ同じ位置にあります。〉そうですが、どこがどの池か分かりませぬ・・・

↓菖蒲田。

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明治神宮から株分けされた花菖蒲が植えられているそうな。

で、この後、「二の丸休憩所」「湧水井戸」「白鳥濠」「同心番所」「三の丸尚蔵館」「百人番所」「中之門跡」などを通るのですが・・・カメラが・・・いやカメラじゃなくてSDカードが・・・異常だそうでして、写真が保存できなくてぇ・・・

写真を撮るのが習慣になっていると、「写真が無いのは存在しないと同じ」みたいになっちゃいます。一種の情報ブラックアウトですねぇ・・・(何が言いたい)

そうだ、別のSDカードを持ってた、と気がついたのは「大番所」に来た頃でした。

128MBと小容量SDです。これを買った頃では標準容量でしたが、時代は変わるのよね。

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装着して大番所をカシャッ。で、後戻りするのは、今日はイヤ。10月も半ばというのに、かんかん照りで結構暑いんですもん。

別の日にまた来ることになるのかしら。

いろいろすっ飛ばした後に真打登場、みたいな富士見櫓↓です。

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〈本丸地区に現存する唯一の櫓で、遺構の中では最も古いものといわれています。〉

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手前の立ち入り禁止の柵の隙間から写しました。昇ってみたい。

著名人だったら、「特別の許可」を貰って、TVクルーを引き連れて面白おかしく撮影できるでしょうけれどね。凡人には、まず無理。

昇ってどうする? どうもしませんよ。遠くを眺めたいだけですよ。

往時は天守閣を除いては一番高い建物だったのでしょう。眼下に江戸の町が広がり、遠くに富士が見える。どんな思いで人々は櫓から眺めたか。

ふっと意識を飛ばせば、低い屋根屋根が見える。円を描いて飛ぶトビの声が聞こえる。遠くには水田の青が波打っている・・・

四角い岩のような建物が所狭しと高く建ちつくす、こんな光景を、人々は思いもしなかったはず・・・

「なにい? あれえ」

物思いを打ち破る素っ頓狂な声に背後から襲われました。

「やぐらだってよ」

でかい声でしゃべるな、そこのガキ。頭悪そうに見えるぞ。親、注意せんかい。ああ無理だわな、あんたの声も輪をかけてでかすぎるよっ。

こういう時は逃げるが勝ち。喧嘩売らずにとっとと先に行きます。

とっとっ、とことこ。

おかげで、途中に「松の大廊下跡」があったらしいのですが、ぜんぜん気づかず。

緑豊かな一帯ではあります。

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途中にはさらに、「富士見多聞」という浪人の名前みたいな建物がありましたが、写真うまく撮れず掲載無し。見晴らしのよい堀端でした。

↓その先の石室。牢屋だ倉庫だと諸説あるそうです。

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日本人らしい人が英語で外国人に、「私は牢屋だと思う」というような話をしていました。ガイドさんかと思ったら、単に居合わせた人だったようです。

中はこんなです。

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火事の際に家財道具を入れた倉庫だとしたら、壁の厚さで焼失は免れたでしょうね。

牢屋だとしたら、イヤですこんなとこ。窓がないじゃないですか。拘禁ノイローゼになっちゃいます・・・と入獄するつもりになっててどうする。

写真に撮ってないだけで、苑内には茶畑やバラ園や桜の島や、見所いっぱいでした。

この日は暑くて早々に撤退しましたが、季節を変えてまた来ますぞ。

結局、入った北桔門から出ました。

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立派な門扉ですねえ。また来ますからよろしゅうお願いいたします。

この日それほど歩かず、17973歩でした。

で今、案内地図を再度広げてみていましたら、あれえ、大芝生の東側一帯を見逃しておりましたぞ。展望台や楽部やあれやこれや。

やはり、もう一度行かねば・・・今度は予備のデジカメも持っていこう・・・ 

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コメント

何年も近くに通っていたのに、
一度も訪れた事がありません。
若さゆえ?
なんだかとても損した気分になりました。
勿体ないから行ってみます。

投稿: kiri | 2013年10月22日 (火) 21時34分

お勧めスポットですよ。
お金かかりませんし。
宮内庁三の丸尚蔵館も無料です。
開門・閉門時間の制限がありますけど。

投稿: マイマイ | 2013年10月23日 (水) 13時37分

kiriさま。
どうせ行かれるのなら、「皇居の参観」(要手続・無料)コースもあります。
要手続とは事前予約のことのようです。
一般開放では立ち入れない皇居内の見学ができるようです。

投稿: マイマイ | 2013年10月23日 (水) 14時17分

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