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2013年8月16日 (金)

『猫の缶詰』

落語家 三遊亭圓窓師匠の「食い物の恨み」話です。

仕事を終えて夜遅く帰宅した師匠。女房ドノはTVのサスペンスドラマに夢中でご飯を作ってくれません。「男子、厨房に入るべからず」世代の師匠は台所関係一切ダメ。空腹に耐えかねて、食卓にあった缶詰を開けて冷や飯を食べ始めました。

女房がすっ飛んできます。

「駄目よ、それはッ。猫の缶詰なんだから!」

えらい物食った・・・

「猫の肉なんか食わせるなよ」

猫の肉と違う、猫が大好きな魚の肉が入っているの。

「言葉の使い方が違うよ」と師匠。

「猫の写真が貼ってあって、猫の缶詰と言えば、猫の肉が入っていると誰だって思うぞ」

思うのはあんただけ!

「蟹の缶詰という物は、蟹の写真が貼ってあって、蟹の肉が入っている。(略)蟹の大好きな小魚は入っていないぞ」

・・・・・・

「鮭の缶詰、然りだ。鮭の写真があって(以下略)」

・・・・・・

憮然とする女房を尻目に、師匠は意地になって缶詰を食べ続けます。

以上、大雑把に紹介しました。

原文は短文ながら面白くて吹き出しました。もちろん、この後に落ちあり。

昭和、あの日あの味』の240-243頁に掲載されています。

月刊『望星』編集部編 新潮文庫 平成22年5月1日 

130814_anoaji

表紙絵の前二人の男性は銭湯に行くところでしょうか。

その後ろは、豆腐屋さんの引き売りのよう。男の子が鍋を抱えています。お豆腐は店でも引き売りでも、容れ物持って買いに行くものでしたっけ。

あー、豆腐屋さんで一丁買ってきて、オカカと葱と生姜で冷奴にしたくなりました。茗荷もいいな・・・

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コメント

こんばんは~。
面白そうな本ですね。
落ちが知りた~~~いdog

投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2013年8月16日 (金) 20時49分

ジャネット・ぽこ・リン様
おはようございます。
落ちをバラしてしまうと怒られます。
お近くの図書館でお確かめになって下さいましsmile

投稿: マイマイ | 2013年8月17日 (土) 09時11分

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