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2013年2月

2013年2月27日 (水)

『古本屋を怒らせる方法』

新刊じゃない本ばかり読むのは、人間が後ろ向きだからです。

(と居直ってどうする・・・)

『古本屋を怒らせる方法』 林哲夫 2007年8月20日 白水社

林さんのブログ(daily-sumus)から、必然的にこの本に辿り着きました。

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林哲夫氏は、ワタクシの憧れのお方の一人です。

ブログのトップにアルチュール・ランボーの肖像(本の表紙)があるもので、分っているのについご本人の写真と勘違いしてしまいそうで・・・(いけません、本題から離れてしまいそ)

私淑、というほどワタクシは古書に執着しているわけではありませんが、林さんの文章が実に味わい深くて心地良いので、訳の分からない古書の話題をついつい読んでしまいます。

本当の古書好きにはお勧めのブログです。

(ということを素人のワタクシが言わなくても、その方面の方はとっくにご承知のはず。)

タイトルになっているのは、18~23ページに収められているエッセイです。

他には古書収集仲間の変人奇人?の話(「神の足を持つ人々」他)、京都の古書店の話(「京洛古本散歩」)、アンドレ・ブルトンの蒐集品競売の話(「蔵書死すべし」)・・・

興味のある方は読んでいただくとして、古本屋を怒らせた人を知っています。

ごく身近です。極零細個人出版の元社長にして現ワタクシの仕事場の家主の某御仁。

古書店のカタログを見ては次々と本を注文しました。そして・・・代金をなかなか払わない。

お金がないわけじゃないのに、「めんどくさい」から。数ヶ月も経ってからふと思い出したようにまとめて払います。

古くからの古書店は、お偉いセンセなど支払いが悪いのを心得ていますので、それとなく請求書を送りなおしてきますし、まとめて払おうものならお礼を言われてしまいます。

が、ネット世代の新参古本屋はそうはいきません。なにしろ全て即決即行世代ですから、届いてすぐに振り込まないと、催促の電話はかかってくるし、それでも払わないので罵倒されるし・・・

「払いますよ」「払う払うって払わないじゃないか」「払うんだから」「いつ払うんだ」・・・

で、矢のような催促をものともせず、その後も放置。

古本屋さんも負けていません。請求書がしつこく再送されます。そのたびに再発行手数料が上積みされて・・・

とうとう、買値の倍くらいの金額の請求書が届きまして、ワタクシが切れました。

「払ってくるからお金くださいっ」

すぐ近くの郵便局で払い込みするのがそんなに面倒くさいのか。

今にして思えば、それは老いの転がるような坂道の蹴躓きの一歩あたりであったのかも。

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2013年2月25日 (月)

農業ふれあい公園

先日の千川散歩の帰り道、真直ぐ帰ればよいものを、ついふらふらと横道にそれて、畑の真中になにやら発見。

地域住民が農業体験が出来る「農業ふれあい公園」というものでした。

へええ・・・知りませんでした。

ごくご近所の方でないと参加するのは大変そう・・・

詳しい活動内容は、武蔵野農業ふれあい村のサイトに書いてあります。
http://www.agrifureai.com/katsudou/

公園の管理棟↓は「旧高橋家の長屋門」です。(案内板に書いてありました。)

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要約すると、

江戸時代後期以降に建造されたものと思われる。

明治末~大正初年頃、高橋家に移築されたらしい。

剣術道具の収納や私塾、養蚕場としても使用されて、地域の文化センターの役割を担っていた。

高橋家立替の際、市に寄贈され、平成20年にここに復元された。

↓小さくて読めません。

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これならどうでしょ。

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「高橋家」の説明が全くありませんが、多分旧家の豪農です。

武蔵境に、駅の近くとは信じられないような規模の高橋農園という大きな農家がありますが、多分そちらかと・・・

↓左から。

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↓裏から。

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自然の湧き水でしょうか? 

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水があふれ出て流れてきます。なんだか懐かしい・・・

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玄関前の橋を潜って・・・

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外の畑のほうへ。

こんな石橋、昔は当たり前にありました。

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管理棟入口脇には春告げ花。

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うーむ、佳きかな。

おまけ。

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アップ過ぎて正体不明になったホトケノザです。

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2013年2月24日 (日)

鉢巻き白菜

鉢植え白菜ではありません。鉢巻き白菜。

時代劇で、病気の殿様が頭に巻いている紫色のアレ。

(もしくは酔っ払ったお父さんのネクタイのアレ)。

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出荷し損ねたのでしょうか。

頭痛持ち(?)の行列・・・↓

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こんな光景が見られるのは、なにかと話題の吉祥寺近くとはいえ東京の田舎だからです。

なんだか懐かしい・・・↓

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軒下に干し柿でもぶら下がっていれば完璧、子どもの頃に見た情景です。

近くの畑の一角では梅が満開。

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後ろの緑は、はて、なんでしたでしょうか。

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畑の中にある児童公園の花。

何の花でしょ。調べましょ。ええと・・・

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ふかふかで気持よさそ。

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小さい花の集合体です。ミツマタかなあ・・・

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↓これは「まんさく」の花芽。(名札がついていました)

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住宅街の公園で、わあ、紅梅が満開です。

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巷は着々と春ですねえ。

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2013年2月23日 (土)

千川上水・さかのぼり3

宙泳ぐお魚・・・

フナかなコイかな。似たようなものですけど。

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柵が壊れかけですよぉ。

↓鎮守橋。鎮守様は・・・見当たりません。(←調べなくちゃ・・・)

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この辺は遊歩道の部分が広くて、ちょっとした公園のようです。

ふかふか土の心地良さに誘われて、わあああ、と大声上げて走り回りたい衝動に駆られましたが、それではまるで不審者・・・・我慢我慢。

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左側は結構な高層マンション群です。

↓上流側の水路は、あらまあ、いい雰囲気ですこと。

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国木田独歩風「ザ・武蔵野」。違うかな・・・

↓蛍橋。多分むかしはホタルの名所だったところかと。

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あらあ、雰囲気全然違います↓。昔遊んだ小川みたいです。

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メダカすくったなあ・・・ザリガニとったなあ・・・

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で、とうとう玉川上水との分岐点に到達しました。

正確には分岐点は少し先の境橋ですが、交通量の多い道路に切断されて進めませぬ。

清流復活の記念碑もあることですし、ここでよろしいかと・・・

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当時の都知事の書でございます。

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記念碑のそばの石積みに登って振り返ると・・・

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山紫水明・・・じゃなくて、模擬天然・・・じゃなくて、大木林立水路直進岩石実存・・・じゃなくて、とにかく嘘のような情景。

小鳥のさえずりの代わりに、行きかう車の騒音が聞こえてきます。

さかのぼり編はこれにて終了です。

この次散歩するときは、もうちょっと情緒溢れる風景を中心に写真を撮ろうかと思ってはおります・・・

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2013年2月22日 (金)

お気楽わんこ

大変大変遅刻しちゃう・・・

と焦っているのでないと思いますが、歩道を急ぎ足でゆくわんこ。

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このあたりでよくみるわんこです。

犬くらいどうってことない、と思いますか、思いますよね。

この犬の最大の特徴は、飼い犬なのに単独で町内を気楽に歩き回っていることです。

結構離れた所でお見かけしたこともありました。

飼い主は市内某所のいつも玄関を開けたままにしている某家の某おじいさん・・・

もう何年も前から単独散歩をお見かけするので、結構お年寄りの犬だと思うのですが、日頃みっちり歩き回っているせいか、足腰しっかりして動きが早いです。

道路の真中でたたずんでいるのを見るとハラハラしますが、今のところ事故は起きていません。

カメラを構えたら、ナニナニ撮ってくれるの?と寄ってきましたが、足速すぎ。

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肝心の顔が写っていません・・・

飼い主のおじいさんと一緒のところはこれまで2度ほど見ました。

1回はコンビニの店頭で、おじいさんに熱い肉まんを半分こしてもらってはふはふ言いながら食べていました。(犬も猫舌だそうです。)

その時ももちろん、リード無し。

子どもの頃は犬は放し飼いが当たり前でしたから、とことこ単独で歩いているのを見るとほっとします。犬嫌いの人には堪らないでしょうね。

(保健所にもってかれませんように・・・)

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2013年2月21日 (木)

千川上水・さかのぼり2

千川橋です。

綺麗に整備されちゃってつまらない、と思うのは通りすがりの野次馬だからです。

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千川の名前の由来はなんでしょ? ネット情報によると、

「千川上水」に沿った「千川通り」に由来するという話と

「千川上水」沿いの通りだから「千川通り」という話があり、

つまりなんだか分りません。図書館で調べなくちゃ・・・

↓なんだか凄そうな木。

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ヘビみたいです。

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葭窪橋。

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橋の向こうは森林風です。

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あっち行きたいな、と道を逸れかけましたが、部外者立ち入り禁止の札があり断念。

ナントカナントカの運動場でした。一般開放してくださいませんか・・・

↓またしても鯉の群れ。しかもデカイのばっか。

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食糧難になったら網持って来るからね・・・

なんでしょね、これ↓。

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トゲトゲで摘まれることを拒否しているのは分りますが・・・

↓左にちらと見えるナントカ運動場、森林風でよろしい雰囲気です。

このあたりに来ると、土の道になります。

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地面がふっかふっかで気持いい・・・と言いたいのですが、霜柱が溶け出していて道がヌルヌルぐしゅぐしゅ。

ぼけっと歩くと滑って水路に落ちそうです。

この先の武蔵野大学(旧武蔵野女子大学)の前で、遊歩道は交通量の多い道路に切断されます。

信号を渡っても、遊歩道に復帰する道がありません。中が散歩道になっている上水緑地を横目に見ながら、かなり先にある次の信号を目指してすたこら。

あっち行きたいな、という胸中をみすかすように、フェンスに「横断禁止」の表示があります。

そういえば、以前逆コースで気持ちよく散歩道を歩いてきたら、武蔵野大学の前でいきなり先が無くなってしかも出口無し、つまり今来た道を延々と戻りなさい、と言う状況に遭遇しました。

(その時はフェンスまたいで左右きょろきょろと・・・)

次の信号で無事遊歩道に戻りました。しばらくふかふか道を楽しんで・・・

↓初めておめもじいたします。何の石塔でしょう。

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手前は「石橋供養塔」、隣は詳細不明の「庚申塔」です。

説明はこちらにありました。↓

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上流に進むと、上水の雰囲気が変わってきます。

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まだ続きます。

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2013年2月20日 (水)

ポチできない

(追記:その後、ログインするたびに状況が変わりましたが、20日午後7時の時点では復旧しています。「一部ユーザーに問題発生」とのことで、ココログがログイン画面を旧版に戻したそうです。)

2月18日のメンテナンスが終ってから、マイページが機能しなくなりました。

ログインはできるもの、ポチもいいねもできません。

Windows XPのインターネットエクスプローラー8での場合です。

グーグルクロム、あるいはWindows 7のIE9、またはMacのサファリでは問題ありませんので、多分、ココログがIE8を切り捨てたのでしょう・・・

(アナウンスなかったけど・・・)

しばらく前から、IE8では表示されないサイトがありました。グーグルでもIE8は見放したようですし。

XPも後1年でサポート終了です。時代の流れで仕方ないのでしょう。

けど、XPって使いやすいOSでしたよん。(→過去形にしちゃった・・・)

Windows 7も使っているけれど、XPが無くなるのは淋しいなあ。

セキュリティソフトからも見放される日がくるんでしょうね・・・

古いパソコンが使えなくなるのは、

○ブラウザが対応しなくなる(アップデートファイルもダウンロードできなくなる)

○セキュリティソフトが対応しなくなる(怖くてオンラインにできない)

からでして、物理的に壊れることはそう多くありません。

あと1年、感謝しながら使おう・・・ その後はどうしようかな・・・

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2013年2月19日 (火)

千川上水・さかのぼり1

久し振りのお散歩は、千川上水です。

最寄地点から玉川上水からの分岐点まで歩きました。

で、お約束のように、突如出現する正体不明オブジェ。

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写真では分りませんが、赤青黄のライトがペカペカ光って、そりゃまパチンコ店のよう・・・

工事中につき侵入禁止、のサインのようです。

↓川沿いの千川上水の案内板。

(クリックすると大きくなりますが、大きくなっても良く見えません)

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北が下の地図って分りづらいです。

今回出発地点の西窪橋から 三郡橋→ 関前橋→ 千川橋→ 葭窪橋→ 鎮守橋→ 樋口橋→ 蛍橋→ 境橋(玉川上水) 

を通ったはずですが、橋名の表示無しや見落としなどで正確ではありませぬ。

↓こっから行きます。

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ってこれだけでは面白くもなんともないです。

けど、次の橋まで木の幹ばかり撮っていましたので、情景写真なし。

↓三郡橋。これもねえ・・・

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↓橋付近に鯉が多くいます。

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これだけいれば餌をやりたくなるのが人情。

餌をやればさらに集まるのは鯉の食糧事情。

手から餌がこぼれるのは手が餌遣りスコップじゃないから。

↓かくして立て札出現。

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おおお・・・

と、こんな調子でとことこ行きますと、信号に電通だって・・・

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博報堂と並ぶあのデンツーではありません。NTTの電気通信研究所(『NTT武蔵野研究開発センタ』と名称変更になったようです。)

地元ではいまだに「でんつー」で通ってます。

でんつー近くでは上水遊歩道は道路に切断されます。

↓その信号渡った先の土手。

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このふかふか道を歩いていきたいのですが、先はまた横断禁止道路で切断されるゆえ、人間はふかふか絨毯を踏めません。

ちょこまかと仲良くデート・・・石ぶつけたろか(←いけまっせんっ)

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↓関前橋にたどり着いて・・・

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なんでここに立っているのか分らない説明板↓

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まんさくがどこに???

まんず咲くから「まんさく」というそうですが、まんず木を見つけなくちゃ・・・

↓やっと出ました。千川上水の情景。

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なかなかよろしい雰囲気であります。

↓「こいこい橋」(案内図に載ってなかった・・・)

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鯉が来るのか、月が来るのか猪や鹿や蝶が来るのか・・・

(続きます。)

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2013年2月16日 (土)

花咲く白菜

盆栽白菜に花芽がついて・・・  (2月7日)

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アップ。

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すくすくと・・・  (2月12日)

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本日、早くも散り始めています。

う~ん、鉢植えにすべきか。

上手く根付くと、種が取れるところまで行きます。

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2013年2月15日 (金)

横断歩道渡る鳩

写真はありません。

先日横断歩道を渡る鳩を見ました。

信号待ちしている通りの向こう側の歩道に、綺麗な黒と白模様の鳩がいました。

お腹から尻尾が真っ白で、後は黒一色。モダンな装いで目をひきます。

通りのこちらからじっと見ていましたが、鳩のすぐそばでも自転車にまたがって信号待ちのお兄さんがじっと見ていました。

鳩さん、全くのマイペースで、人通りも気にせず地面をつつきまわっています。

そのうち、とことこと横断歩道を歩き始めました。

昨今、犬や猫が横断歩道を渡るのは良く見られますが、鳩は初めて。

で、す、が、

信号、赤だよ、鳩さん!

はらはら見ていると、バスがやってきました。

あぶないよ、鳩さん!

バスがブレーキを踏むかと思いきや直進。

太いタイヤのすぐ前をちょこまか歩く鳩。

ああーっ。

思わず身を捩って目をそらしました。

ばさばさっと音がして・・・

おそるおそる振り向くと、黒白の羽が数枚舞っている。

鳩がバスに接触したと思った場所には、それらしい痕跡はありません。

鳩さん、無事に飛び去ったようです。よかったあ・・・

心臓に悪いよ、鳩さん。せっかく横断歩道を渡るなら、信号も守ろうよぉぉぉぉぉ・・・

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黒白模様の鳩は珍しいみたいです。この次遭ったら写真を撮っとこうと思います。

↓記憶だと、こんなんでした。

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胸がもっと下の方まで黒かったかしら・・・とにかくお洒落な鳩でした。

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2013年2月14日 (木)

周章蝋梅

蝋梅を撮ろうとして・・・

じぇんじぇん上手く撮れず狼狽。

(自分でもつまらないオバギャグ・・・←だったら言うな)

↓庭の蝋梅。散りかけです。

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近所の公園の蝋梅。夕日を受けて。

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同じ公園の蝋梅。

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蝋梅の花って、なんでみんなうなだれているんでしょ。

溶けかけた蝋細工みたいです。

はかなげですが、種子に強い毒があるそうで、人も花も見かけで判断してはいけませぬ・・・

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2013年2月13日 (水)

あのう、違うんじゃないかと・・・

「家庭の味 手作り食品 -添加物無しの安全食品で健康作りを-」

という本が手元にあります。

(東城百合子 あなたと健康社 昭和55年(1980年)5月1日発行)

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うどん・パンから始まって漬物・味噌類~幅広く手作りの方法を書いています。

が、著者本人が前書きで

〈急な事で不備の点も多いのですが〉

とお書きになっているように、校正段階での小さな疑問が散見されます。殆どが内容に影響のないものですが、あれえ?と思った記述が1箇所。

20ページの「なべ焼きパン」の項。

〈 市販のパンに使われているのは大抵ドライイーストですが、このイースト菌は健康のためによいものとはいえません。

 厚生省の配合例をちょっと御紹介しますと、臭素酸カリウム0.27・硫酸カルシウム24.93・塩化アンモニウム9.38・食塩24.93・澱粉40.47という配合比率です。つとめてよいものを使ってゆくためにはやっぱり努力が必要です。

 そこでイーストを使わないで作れるパンを・・・(略) 〉

ドライイーストは乾燥酵母のことです。

著者がお書きになっている成分はイースト菌じゃありません。

最初に読んだときにはベーキングパウダーの間違いかな?と思いましたが、主成分となる重曹が入っていません。

今回、念のためネット検索しますと、

東京ガス 「重曹」と「ベーキングパウダー」の違い
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/shokuzai/140.html

◆ベーキングパウダーの機能と成分 から成分のみ引用

〈重曹(炭酸水素ナトリウム)、酒石酸、クエン酸、第1リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、グルコノデルタラクトン、フマル酸など、コーンスターチ、小麦粉など〉

やはりベーキングパウダーではなさそうです。では何?

「イーストフード」に行き当たりました。

(改正後全文)食品衛生法に基づく添加物の表示等について
(平成22年10月20日消食表第377号)
最終改正 平成23年8月31日消食表第378号
消費者庁次長から各都道府県知事,保健所設置市長,特別区長宛
http://www.ffcr.or.jp/Zaidan/mhwinfo.nsf/5bcb1018b0c4e33d492565f0000dd9b3/d829766921f9882c4925790a0006e59e/$FILE/%E5%88%A5%E6%B7%BB%EF%BC%88%E6%AC%A1%E9%95%B7%E9%80%9A%E7%9F%A5%E5%85%A8%E6%96%87%EF%BC%89.pdf

別紙4
各一括名の定義及びその添加物の範囲
イーストフード
(1) 定義 パン,菓子等の製造工程で,イーストの栄養源等の目的で使用される添加物及びその製剤。
(2) 一括名 イーストフード
(3) 添加物の範囲 以下の添加物をイーストフードの目的で使用する場合
 塩化アンモニウム  塩化マグネシウム
 グルコン酸カリウム  グルコン酸ナトリウム
 焼成カルシウム  炭酸アンモニウム
 炭酸カリウム(無水)  炭酸カルシウム
 硫酸アンモニウム  硫酸カルシウム
 硫酸マグネシウム  リン酸三カルシウム
 リン酸水素二アンモニウム  リン酸二水素アンモニウム
 リン酸一水素カルシウム  リン酸二水素カルシウム

(東城さんお書きの成分「臭素酸カリウム」は毒性が強いとして、パン以外は使用禁止、パンでも使用が自粛されましたが、最近一部メーカーで復活しているそうです。)

「イーストフード」と「イースト」を取り違えた?

一般家庭ではイーストフード抜きでパンを作ります。

メーカー製のパンを問題にする方は添加物の塊のような「イーストフード」を危険視するからなのですが、イーストフードを使わないメーカーもあるようです。

とにかく、記載の「イースト菌」の「配合例」のところで、「大丈夫か、この本?」と思ってしまったのは事実です。

著者の言いたいことは、「酵母を自分で起して安全なパンを作りましょう」であって、イーストフードの成分云々ではないのですから、こだわることではないのでしょうが・・・

「安全な食品を」という意気込みがつまらないことで足を引っ張られるのは惜しいことです。

ワタクシの持っているのは、平成5年(1993年)7月15日発行、63版です。ここまで版を重ねて訂正されていない・・・

その後の版で訂正されているのでしたら、それこそ「余計なお世話」ですが・・・

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2013年2月12日 (火)

森へ

森へ行きたいのですが、時間は作ればありますが、お金はかき集めればありますが、根性がありません・・・無理して出かけると、また首が回らなくなりそうです。

そこで、近場で気分だけでも森の中・・・

↓苔むす大木。

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苔・・・でいいのかしらん。なにか小さいものが隠れて住んでいそう。

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↓ざりざりの木肌。

ぺりんぺりんと剥がしたくなるけれど・・・やっちゃいけません。

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↓わっ、コブつき。焼き過ぎパイみたい。案外美味しかったりして。

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↓木に生える木。

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多分、幹からいきなり葉が出てるんです。

以上の木々、無粋にて名前がわかりません。

どれもこれも「大木」という括りです。

(シラカシ、ケヤキ、スギだったかな・・・)

↓これは・・・梅ですよね・・・多分・・・

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2013年2月11日 (月)

間違いは尾を引く

印刷物を目にするとつい誤植探しをしています。

結構あるんですね、大手出版社の大著者の有名小説だって、「へ?」と思うようなミスが。

大半が内容に影響はありませんが、時に誤った情報を伝えていることがあります。

一度発行された本は一種の権威となりますから、それを参考にする人が誤りに気付かず引用して本にし、それがまた引用(孫引きと言います)されて・・・誤ったまま定着します。

インターネットが加わった今、間違いの尻尾は際限も無く伸び続けるようです。

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一つの例に、2007年に放送打ち切りとなったTV番組「あるある大事典」発の“レタスに含まれる安眠成分「ラクッコピコリン」”(1998年10月25日放送)があります。

可愛らしい名前ですが、英字表記は「lactucopicrin」。

「あるあるデータ捏造騒ぎ」の発端となった顛末を記したネット記事

「科学的根拠に基づく食情報を提供する消費者団体
「この世に存在しない“ラクッコピコリン”に秘められた研究者の責任」
2007年1月24日
http://www.foocom.net/fs/takou_old/975/

によりますと、カタカナ表記「ラクチュコピクリン(ラクツコピクリン)」が近い発音のようです。

しかも、「レタス」ではなく「ワイルドレタス」に含まれる成分だとのこと。

が、あっという間にラクッコピコリンは「拡散」しまして、健康情報の本でも、レタスを食べてラクッコピコリンで安眠・・・みたいな記事を見かけました。

発覚から6年、さすがもう間違いと認識されているだろうと思い、念のためネット検索すると、「美容と健康に、不眠に」という記事がごっそり。

それを信じてレタスを食べようとしている人も、検索期間を1ヶ月以内に限っても出てきますし、「ラコックピコリン」という名前も派生しています。

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と、偉そうに書きましたが、ワタクシここで手抜きをしております。

上記の記事を書いた「千葉科学大学危機管理学部教授 長村洋一さん」は信頼に値する人と思うのですが、それでも正確を期するには、長村教授がお書きの

〈その後判明したことであるが、実際のところは強い眠気を催すのはワイルドレタス(Lactuca virosa)であって、その形はサラダレタスに似ても似つかぬ菊のような植物である。そして、その催眠成分はlactucopicrin であって、ラクッコピコリンなどという成分は存在しない。〉

の部分の根拠を確認しなければなりません。論文に当たればいいんですけどね・・・当たれませんです。そんな能力ありませんもん。

かくして、ワタクシも受け売りを書いてしまう・・・

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画像は「ワイルドレタス」 wikipedia 「wild lettuce(Lactuca virosa) 」
http://en.wikipedia.org/wiki/Lactuca_virosa から借用しました。)

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で終わりにしてはあまりに間抜けです。今更ですが、ちょっとつついてみましょ。

(「あるある」の「ラクッコピコリン」問題からは離れます。)

「レタスを食べると安眠できる」という話は以前から存在します。

●愛用の『キッチンに1冊 たべもの薬箱』(阿部絢子 文化出版局 1993年3月28日)にも

〈眠れぬ夜はレタスジュース

 目が冴えて眠れない、何か神経が高ぶって眠れないといった場合には、レタスにある沈静作用を利用します。〉 (102ページ)

と書かれています。巻末の参考文献8冊のうち、漢方などの5冊を除いたどれかが引用元のはず・・・

図書館にあった『食べるクスリ』(ジーン・カーパー 平成3年(1991年)7月17日 飛鳥新社)を借りてきましたが、空振り。しかしこの本、健康情報番組のネタみたいな話が詰まっています。あと2冊は図書館に収蔵なし。

●次、古書店で見つけた『野菜を食べて健康になる本』(吉田企世子 ナツメ社 1995年5月10日)に

〈なお、ヨーロッパの薬草療法では、高ぶった神経を鎮め不眠症に効果があるとされています。〉 (106ページ)

ここに書かれているように、多くが「ヨーロッパの民間伝承」と言っていますが、出典を書いたものには今のところ行き当たっていません。

ヨーロッパのどの地域の、どのレタスの、どのくらい昔からの伝承なんでしょう。

こちらの参考資料は21冊・・・めげずに当たろうと思いましたが記載に不備あり意欲撃沈。

●手元の『アメリカ俗語辞典 The Underground Dictionary』
 (研究社 昭和50年(1975年)9月30日
 原編者:ユージン・E・ランディ 訳編者:堀内克明)

〈lettuce  1.e レタス レタスをミキサーにかけてしぼり出した汁を飲むとゆるやかな快感を得ることができる(後略)〉 (240ページ)

eは凡例によると、俗語ではなく、百科事典的な項目であることを示す。〉 

原編者が謝辞で、ロサンゼルス警察本部麻薬課とロサンゼルス郡保安官事務所麻薬課の協力に感謝しているように、ドラッグ関係のスラングが一杯です。

●ネットに↓こんな記事がありました。

レタスとは-コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%B9

食の医学館の解説 (出典:小学館)

〈 レタスはキク科の1年草で、西アジア、地中海沿岸が原産地とされています。品種はサラダ菜、サニーレタス、リーフレタスなど多岐に渡りますが、一般的に「レタス」といえば、結球している玉レタスのことを指します。

(中略)

 古代ギリシャローマでは、安眠をもたらす野菜として紀元前から食用として用いられていたといいますが、当時は結球しないタイプのもので、玉レタスが広まったのは16世紀ころからといわれています。〉

大元の参考文献が書いてあればなあ・・・

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方向を変えましょ。「wild lettuce」をネット検索してみました。

Lactuca virosa」(wild lettuce)というwikipediaのサイトには、
http://en.wikipedia.org/wiki/Lactuca_virosa

(大意) 19世紀に(イギリスで)アヘンの代わりに使われ、lactucopicrin と lactucinの成分が発見された。1970年代にアメリカでまたもてはやされるようになった。

書かれていました。1970年代とは、ヒッピーあたりが愛用したのかな・・・ 

でまた、ネット検索するとそのような記事が出てきます。

 〈ワイルド.レタスはヨーロッパ、アフリカ北部の荒れ地や丘の斜面などに分布し、学名ラクツカ.ビロサというキク科植物。その歴史は、古代メソポタミアやエジプトでも鎮静効果のあるハーブとして用いられ、18世紀には不眠症、精神安定剤として医療にも使用された。その後、1960年代のヒッピーのドラッグカルチャーでLSDやマリファナなどと一緒に広く使用されるようになった。〉

↑引用元のURLを書いていないのは、コピペによる同じ文章がごっそり出てくるからです。ほとんどが「ドラッグ」関係の解説なので、健全な市民は検索しないで下さいまし。

●と言いながら、合法(脱法)ハーブの話。

http://www.warofindependence.net/archives/2012/0224_165544.html
天然のハーブ?ワイルドレタス 2012年2月24日

〈キク科アキノノゲシ属のワイルドレタス(Wild Lettuce)、Lactuca virosaは、イギリスの南東部や東部で見られる。
(中略)。
アヘン(ケシ)に似た催眠効果や鎮静効果、陶酔作用、多幸などの穏やかな向精神作用があり、アヘンの代用として用いられた歴史があります。

ワイルドレタスのほかに、ビターレタス、オピウムレタス、ラクトゥカリュムソなどと呼ばれるが、天然の合法ハーブとしてひそやかに知名度があるオピウムレタスとは、ラクツカリウムソウと言う草を乾燥させて水で煮て固形化したものの呼び名です。
(中略)

不眠症、精神不安定、乳液をケシの代わりに用いる。多量の服用は毒となる。

毒成分名 (中略) ラクチュコピクリン(鎮静、鎮痛効果のある苦味物質) 〉

(全く同じ内容のURLだけ違う「向精神作用があるレタスについて」ページもあります。)

●もうひとつ

http://zakootomomi.ti-da.net/e4118790.html
アメリカで暇人だしぃ
2012年11月01日 ワイルド・レタス規制無し?

〈ワイルドレタス(Wild lettuce、学名:Lactuca virosa)は、アキノノゲシ属の植物である。アヘンにも似た催眠効果や鎮痛効果などの穏やかな向精神作用が認められる。レタスに近い関係から、ビターレタス、オピウムレタス、ラクトゥカリュムソと呼ばれている。〉

↑この部分は上記の記事を要約したような印象・・・

〈エクスタシーにも、含有されているようです。。。  (中略)

アメリカでは、この ワイルド・レタスは違法となっているようです。。。

が、日本は?? 検索してみても、確かな、情報が 得られなかった。。。

輸入サプルメントとして、購入可能のような。。。曖昧だ。。。〉

●上記のエクスタシー

http://www.ne.jp/asahi/amamania/2013/diary0112.htm
DIARY(2001) December
12/4(Tue)       Ecstacy

〈『Ecstacy』といってもドラッグのことじゃないよ!そこのヒッピーのお兄さん!残念でした!!
実はきょうタバコを買いにいつもの自動販売機に行ったら、『Ecstacy』と書かれたタバコが入っていた。パッケージは白で蝶のイラストがあってカッコイイー。値段をみたら480エンと超高かったが、あまりにもめずらしいので思わず買ってしまった!

そして家に帰ってからさっそく吸ってみて高い理由がすぐにわかった。なんとハーブ・タバコなのだ!以前友人が作ってくれたハーブ・タバコを吸った事はあるけど、まさか販売機で売っているとは思わなかった。「中南海」というハーブを混ぜた中国タバコは知っているが味はやはりタバコに近い。でも『Ecstacy』は完璧なハーブでニコチンはゼロだ。成分を見てみたら、ワイルド・レタス, キャットニップ, マグワート, ミント, パッションフラワー,セイジ, ガラナ, ヤーバサンタ, 8種類のハーブを使用、〈TABACCO FREE〉と明記されていた。〉

480円とあるけど、推察するとアメリカでの話のよう。

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で、ふと我に返りました。仕事もしないで何やってんだ自分。大丈夫か? 終わりにしましょ。その前に3件掲載。

●美屋和漢薬研究所(←ネットでは詳細不明の研究所)
http://www.naoru.com/Wild_letuce.htm
ワイルドレタス

【学名】 Lactuca virosa
【英名】 Wild letuce
【使用部位】 乾燥葉。
【成分】 苦味ラテックス:ラクツシン・ラクツコン・ラクツピクリン
     アルカロイド/トリテルペン/鉄/ビタミンA、B1、B2、C
【効能・効果】
 乳液にはケシと類似の作用がある。
 不眠症   精神不安症・全草に鎮静作用あり。
 刺激性の咳:乳液をケシの代わりに用いる。
 百日咳   から咳
【注意】 多量の服用は有毒。

●『精神活性物質の事典』副題:LSDからレタスまで
 リチャード・ラジュリー 青土社 1999年10月1日

〈ヨーロッパでは、レタスの種子は麻酔薬の材料のひとつとして用いられ、17世紀のウィリアム・サーモンはレタスの種子を強力な鎮痛剤・麻酔剤であるとしている。〉 (320ページ)

何レタスの種子なんでしょう。この記述の元となる文献は巻末リスト中の↓これと思われます。が、これを読むなんて不可能・・・

Salmon, W., 1693. Selapsium - The Compleat English Physician: Or, The Druggist's Shop Opend, Matthew Glliflower/George Sawbrige, London.

●平凡社 世界大百科事典30 1988年4月28日初版

161ページ「レタス」から抜粋引用 この項の執筆者は高橋文次郎氏。・・・は省略です。

〈・・・キク科の一・二年草。・・・古くから栽培されていたものなども含めた総称名・・・

・・・原種は地中海東部沿岸から小アジアにかけて分布するL. serriola L.と考えられている。・・・今日利用されている結球レタスは16世紀以降ヨーロッパとアメリカで品種改良されたもので、かつての形態からは想像もつかないほど変化してしまっている。・・・〉

つまり、ヨーロッパの16世紀以前から伝わる話とはレタスが違うということ?

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八百屋さんの玉レタスは睡眠薬代わりにはなりませぬ。

(いわゆる普通の玉レタスは英語では iceberg lettuce と言うそうです。)

ワイルドレタスに手を出すと、恐ろしいことになりそう。

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2013年2月 7日 (木)

上から・・・

上から目線、じゃなくて、上からプロースト!

いつもの如く、ぼけーっと歩いておりましたら、先日回らなくなった首の辺りにレーザー照準、じゃなくて、生ぬるい視線を感じました。

振り向くとそこには、ビールジョッキ掲げた幸せそうなオジさん。

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「どうだ、一杯やらんかね!」

って、お誘いはありがたいんですけど、あのう仕事中なんですの・・・

「人生を楽しまんでどうする、仕事なんぞ明日にしろ。」

って、明日の朝一納期の仕事を抱えてるんですう~

そんな高いところで日の高いうちから出来上がってて、ダイジョーブ?オジさん。

本格地酒・焼酎・泡盛・ワインの店|三鷹市 天野酒店の看板オヤジです。

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当然の如くビールっ腹。

アップで見ると、意外と若そうね・・・

「あんたー、また商売物を飲んじゃって~」

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と、呆れ顔の帳場の女将さん。

品のあるこの御婦人の出自は、これです。↓

130206onna2

街の中にはいろんなお方がおいでです。

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2013年2月 4日 (月)

首が回らない

借金で・・・じゃありません。

無い金は使わない主義ですので、借金は一切ありませんのよ、ほほほっ。

借金も資産のうち、とか申しますけどね、それはバランスシート上のこと。

貸しはがしにあったら丸裸になりますことよ、おほほっ・・・

日曜の朝起きたら、首が回らなくなっていました。いわゆる寝違えです。

捻った覚えはないのですが、一晩中、オノレの人生過去10年分くらいの盛大なスペクタルドラマ仕立ての夢を見ていた気がします。

確か、傾いた会社を立て直そうと奔走する話・・・

夢の中で張り切りすぎたのでしょうか。

モデルは以前在籍したことのあるブラック傾向の会社。余りのきつさに何度「××れちまえ」と思ったことか・・・

(××れたのはワタクシのせいではありませぬ。)

(追記:立て直そうとするのは夢の中だけの話です。実際にはとっとと辞めてしまいました。)

先週中、ちょっと疲れていたのが原因かもしれません。

金曜日に耳詰まり(突発性難聴再発)し、やばいなと。

土曜日、なあ~んかだるくてやる気ゼロデー。

が浮世の所用はこなさねばなりませぬ。仕事場に行き、ぐったらもったらちんたら片付けて・・・

あ~、盛大に気晴らししたいよお~

だから日曜日は遠出しようと計画していたのに首が回らないとは・・・ぐすっ。

仕方なし近場にしとこう、と首をかしげたまま吉祥寺に歩いていきました。

するとですね、道端に女神様がいました。

「そなたの落としたのは、金の人参か、銀の人参か」

130204komo

「へ? 何も落としてませんけど。」

「正直ものであることよ。では赤い人参をつかわそう」

130204ninjin

いりませんてばーーーーー。

変な日です。またしばらく歩いていくと、豚の執事さんがおりました。

「あー、こほんおほん。そなたが落としたのはシャトー・ラトゥールかな、シャトー・ロートシルトかな」

130204trenta

落としたら割れちゃうでしょ。落としてませんてば。

だいたい、あんたとこイタリアンでしょ。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとか言いなさいよ。

「正直ものよのう。ではこの・・・」

なんだか知りませんけど、いりませんてばー、さいならっ。

そんなこんなで、お買い物もせず、図書館に寄っただけでとっとと帰ることにしました。

まったくなんて日なんだ。

そこへ背後から囁くものあり。

「ねえ、遊んでかない?」↓

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げ、誰だアンタは。目が怖いじゃないか。落書きされたんか。

「目は真っ赤っ赤だよん。遊ぼーよおー」↓

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ってオマエはもっと怖い・・・。

「遊んでくださいな」↓

130204usa3 

可愛く言ったって怖いものは怖いんだぞ。

だいたいあんた、このつながりで出てきたからウサギに見えるけど、単独で見たら「妖怪 鶴の子餅」でしょうがーっ。

早くウチに帰って寝てしまおう・・・

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女神様は、成蹊大学入口の彫像「こもれび」(作:山本正道)です。

豚さんは、吉祥寺のイタリアンレストラン「trenta tre 33」です。

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