モノが壊れるとき
モノがいろいろ壊れるときは、人生もいろいろ上手くいっていないとき・・・・とか、どきっとする俗諺があります。
そんなの迷信ですよね~世迷言ですよね~
・・・電気釜が壊れました。昨日までホカホカご飯を炊き上げていたお釜が、さあ、ご飯にしましょ、とフタをあけましたら
あ~れ~、水がはったまんま、おまんまになってません。
げっ。
最初はわたくしがチョンボしたのかと思いました。間に合わせで冷凍ご飯を出しておいて、もう一度スイッチオン・・・1時間後もじぇ~んじぇん変化なし。
遂に壊れました・・・
無理もない、11年前購入のお釜ですもの。
どうしましょ、新しいの買いましょかとしばし思案して、そうだ自宅は炊飯鍋にして以来電気釜を使っていない、あれを持ってきましょ。
と、ここで疑問。
電気釜が壊れたのは、どこの家の話?かと。
仕事場でのお話。
仕事場でなんで電気釜かというと、ワタクシは仕事場を間借りしておりまして、そこは極微細出版社でありましたところで、一時期その仕事を手伝っておりまして、その社長がいいお年で仕事と一緒にもろもろの日常茶飯事も休業状態になりまして・・・
早い話、なしくずしの給食係です。くーっ・・・
というのが本題でもありません。
壊れたのはマイコン釜です。ということはマイコンをリセットすれば直る可能性も・・・とアホが考えました。
どうやって?
バックアップのリチウム電気を抜いてみよ・・・
で、分解してはいけない、という注意書きを無視して分解。しかしリチウム電池はしっかり溶接?されているみたいで取れません。あれこれやっているうちに、ディスプレイ表示が消えたので、リセットされたかも、と元に戻して、内釜に水を入れてスイッチオン・・・
ダメでした・・・ 美味しいご飯が炊けたのに・・・
チーン。合掌・・・ コロンとした形が好きでした。
替わりはこれです。
スマート。玄米コースもあります。新しいのはやっぱりいいな・・・
念のため購入年度を調べたら、がーん、これも11年前。
壊れるのは時間の問題ですか。
とっととIH炊飯器にすべきでしょうか。
なお、壊れたお釜は1年前に内釜だけ買い換えたものです。あの時は3580円で済んでよかったわあ、と思ったのですが、結局高いものに付きました。
古いものは部品だけ取り替えても上手くいかないものですねえ。
そういうわけで、直して使おうと思っていた年代モノの高級電動ミシンも処分しようという気になりました。数万円かけて直しても、数回使って壊れるかもしれませんですよ。
ベータのデッキなど、オークションで高級機を買ったけど、数回使っただけでテープを巻き込んでおじゃんになりましたもんね。ため込んだベータテープを処分するいい機会にはなりましたけどね・・・
順繰り順繰りに入れ替わっていく・・・モノも世の中もそうなんですよねぇぇぇぇ・・・
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壊れた電気炊飯器はその構造の保温性ゆえ、鍋で炊いたご飯の保存ジャーとして使える、と書いていたのは誰でしたっけ。久島弘さんだったかしら、坂口恭平さんの本に出て来る人だったかしら・・・(マネしませんよぉ。)
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