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2012年4月 3日 (火)

少女サンデー

少年サンデーの間違いではありません。

「少女」サンデー。

120402shojo

先日の昭和37年2月の「女学生の友」にあった広告です。

広告中にもあるように、女学生の友の「妹」分、解りやすく言えば、「アンアン」に対する「オリーブ」みたいなもの。

実物を持っているわけじゃありません。ネット情報によると、

http://manga-db.jugemu-tech.co.jp/bgmag/magdata1.aspx?mag=ID085

戦後日本 少年少女雑誌データベース : 少女サンデー

出版期間: '60(昭35)年9月~'62(昭37)年4月

出版社: 小学館

短命だったようです。従って現物があれば非常に「レア」アイテム・・・

(神田の古書店のブログでは8400円で即決だそうです。)

広告だけですが、つっこみどころ満載ですなあ。

○左下に表紙写真が3枚あるのはなんで? 意味もなく、でしょうか。

○サブティーンてなんだろ。小学生の婉曲表現かしらん。

(追記:サブティーンsubteenはpreteenと並んで、米口語で「準ティーンエージャー、思春期前の子供」のことだそうです。 手持ちの辞書には載っていませんでした。)

○ローマ字タイトルが、SYOZYO SUNDAY(長音記号付き)。

前半の訓令式ローマ字がなんとも新鮮です。いまどきの人間なら、なんと読むか一瞬ためらうかもしれません。

しょーずよーってなんだ・・・とか。

その昔、学校では訓令式を習いましたが、実生活においてはヘボン式がその他と入り交じって幅をきかせています。

実は日本語のローマ字表記法には一貫したルールがないのだといいます。

少女サンデーをローマ字で書いてみい、といったら今なら

「SHOJO SUNDAY」が一番多いでしょうねえ。

これを漢字交じりに再変換すると、少女サンデーだか処女サンデーだか書状サンデーだか賞状サンデーだかわかりません。

だいたい、少女は「しょうじょ」であって「しょーじょ」ではないんでないかと・・・

パスポートのローマ字表記なんぞ原則ヘボン式といいながら混乱しまくっていまして、例外がまたややこしいことになっているようです。

(平凡な名前でよかった、と思うのはこういう時)

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同じ女学生の友にこちらの広告もありました。

120402modmo

雑誌「マドモアゼル」(小学館)創刊号(昭和35.1)-9巻3号(昭和43.3)

これも実物は知りません。素敵です。

けど突っ込みます。

読者対象は広告中に「女子大生もBGも若奥さまも読んでいる!」とあるとおり、女学生の上の世代らしいです。

何がNGか。まずBGがダメです。BGは今でいうところのOLのことですが、仕事する女性=ビジネスガールのつもりだったようですが、英語圏では別の意味の夜のお仕事をする女性のことだとかでその後使われなくなったはず。

若奥さまって、奥様ならこの時代はマダムを読まなくっちゃ。マドモワゼルは未婚女性のことでしたよん。(今ではミス・ミセスとともに差別語扱いされてますけど)。

けど、この雑誌の実物があったら読んでみたいです。いろいろ面白いだろうなぁ。

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