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2012年3月31日 (土)

主なしとて花は咲く

地元駅のすぐ近くに高級住宅街があります。

どれほど高級かというと、敷地の単位が10坪じゃなくて100坪・・・

都心で敷地面積30坪といったら庶民には満足レベルですが、このご近所では敷地が150坪とか200坪とかもしかしたら500坪とか。

古くから住んでるお金持ちの街です。

Sさんという地元では知られた大きな家がありました。樹木が鬱蒼としげる奥にだだっぴろい古風な日本家屋が見え隠れする、時代を間違えたようなお宅でした。

そろそろ20年くらい前に、突然そのお宅の敷地の半分が公園になりました。相続問題か何かで手放したのかと思われます。

幸いなことに鬱蒼とした樹木はほとんど残されました。

そして、先日久し振りに通りかかってみると・・・

残り半分にあった日本家屋が跡形も無くなっていました。そこにあったのは地元自治体土地開発公社所有地であることを示す看板。

高級住宅地では、所有者が亡くなった場合、相続税が余りに高額で土地家屋を手放さなければならなくなると聞きます。

この地区に住んでいた知人も、所有者たる義父が亡くなって、やむなく土地家屋を手放してマンションに移っていきました。

太い梁のある素敵な作りの古いの家でしたが、あっという間に取り壊されて、跡地は分割されて、今様のモダンな家が建ちました。

あの古い家をそのまま維持できたら、よかったのにな・・・

↓Sさんのお宅跡の枝垂桜。満開でした。

120329sakura1_2 

↓こちらもSさん宅跡地。

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