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2010年10月27日 (水)

なんでも4字短縮

先日、井の頭自然文化園で年間パスポートを購入した時のこと。

前に並んでいた若いお母さんが「念パス2枚」と言ってました。

念パス?

(念→念力→サイコ)+パス→サイコパス・・・? 

と後ろで順番を待ってるおばちゃんが変な連想をしていたことを、若いお母さんは知りませんでしょうなあ。

年間パスポートを略して年パス。パーソナルコンピューターをパソコンと言うが如し。取扱説明書はとっくの昔に「トリセツ」になっちゃいましたし、携帯電話は「ケータイ」。「あけおめ ことよろ なるはや」なんぞは今頃話題にするのが恥ずかしい。

けど、なんでもかんでも4字短縮には抵抗を感じるのですよ、おばちゃんという人種は。(新しい文化に取り残されてるだけでしょうけど)。

かったるそうな尻上がり気味のイントネーションで「ネンパス」と発音されると、全部言っても9字だ、5字省いてどんないい事があるんだ、と腹の内でほざきまくっております。

脚本家の大石静さんはエッセイの名手でもありますが、「活字離れと子宮のお話」という題で「何でも縮めて言う言語習慣」に触れています。

その中に、大石さんのてがけた『ふたりっ子』というドラマのタイトルを決める時の話があります。大石さんは

「双子の話でもあり、私は『金の卵・銀の卵』という」

タイトルもいいと思っていたのですが、

「チーフ・ディレクターの断固たる反対にあってあっさり消えた」

そうです。

理由はもうおわかりですよね。縮めてなんと呼ばれるか

「たえられないから・・・だった。」

それを読んでてある実話を思い出しました。知人の上品な奥様、寝起きの悪い我が子が目覚ましがなっても起きないので毎朝大きな声で起こすのが日課でした。

「○○ちゃ~ん、○○○○が鳴っているわよ~」

その子の目覚ましは、大きな卵の形をしておりまして、輝くような金色でありました。

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