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2010年9月27日 (月)

草間彌生展@吉祥寺美術館

1週間前、武蔵野市立吉祥寺美術館に「草間彌生展 ワタシというナニモノかへの問い」を見に行ってきました。

吉祥寺駅から徒歩3分のビル7階にあるこじんまりした美術館ですが、なかなか面白い展示をします。入場料が100円というのも魅力です。気軽に美術を楽しめます。

草間彌生さんを知ったのは、知人に引っぱられていった、2001年の横浜トリエンナーレ会場ででした。記憶が曖昧なのですが、球体がごろごろする不思議な空間でした。

強烈な色彩と感覚に、若い前衛芸術家、と思い込んでいたのですが、プロフィールを見ると、人生の大先輩です。

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  (チラシ4種)

びっしりの点や亀裂のような線が特徴的です。表現手法、なのでしょうが、もしかしたら草間彌生さんには実際にこのように見えていたのでは?とふと思いました。

プロフィールに「幼い頃より幻覚や幻聴、脅迫症を経験し、それらの経験を題材に創作活動を始める。」とありました。

燃え立つようなひまわりの絵であまりに有名なゴッホも、心象風景ではなく実際にあのように見えていた、という説を読んだ事があります。(出典不明→忘れちゃいました。)

ふーんと思い続けていたのですが、あるとき不思議な絵を見ました。(これも誰のどの作品だったか忘却。つくづくメモしとくべきです。)

夜の風景でした。街に灯りがともります。ふつうなら、ぽつぽつぽつと円で描かれるところですが、その絵では一つ一つの灯りが小さな土筆の穂先のような花火のように書かれていました。

大いに見覚えのある光景でした。子供の頃から近眼+乱視だったので、裸眼で夜の光を見ると、ポツンとした光の点ではなく、花火のようにばあーっと楕円形に拡がって、それがいくつも重なって、まさに美しく光り輝く景色が見えたのです。

けど、それは自分が近眼だからで、そのように見えるのは「正しくない光景」だと思って、画用紙には、画集で見るような「正しい灯り」を描いていました。

見えるとおりに書けば綺麗だったのに・・・・

草間彌生さんの世界観、軟弱者には脳内を刺激されすぎる色彩が溢れてちょっとめまいを感じますが、引き込まれます。

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