« 人生のモデル | トップページ | この暑さは寒露まで »

2010年9月 6日 (月)

百段階段 きんきらきん

どこまで続く亜熱帯ニッポン炎熱地獄・・・

9月半ばまでは続くらしいです。暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、9月ですもの、ちょっとばかり涼しくなってくれたってよさそうなものを。

さて、炎熱酷暑真夏日の土曜日、いただいたチケット「目黒雅叙園 備前×唐津陶磁器展」の期限が迫っているので、お友だちと一緒に久し振りに都心に出かけてきました。

実を言うと、焼き物はついでで目当ては、「百段階段」でありました。宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルになったといわれる古い木造建築物です。(というのは後から知りました。)

「凄いらしい」という知識のみで出かけたので、昔のどこぞの金持ちが金にあかせてつくった成金御殿、かと思っていましたが(事実きんきらきんではありましたが)、昭和3年に初めから「結婚式場」として作られたものでした。

とにかく「凄い」建築物でした。

知識ゼロに近いと頓珍漢な解釈をしがちですが、下手な薀蓄漬けよりは感動が大きいかと思ひます(ほんまかい)。

会場に上るエレベーターの部分から驚かされました。扉も内部も見事に豪華な螺鈿細工でして、内部の図柄は百獣の王獅子と百花の女王牡丹でして(つまり唐獅子牡丹でして)、百段階段の百にちなんだそうでして、でも実は階段は99段なのだそうです。(そう、エレベーターを動かしてくださる物腰優雅なオジサマが説明して下さいました。)

お客は圧倒的に年配の方が多うございました。年寄りには懐かしいもの一杯です。階段はムク板で蹴上は小さく踏巾は広いし、建具は木製で桟に細かい細工がしてあるし、鍵は昔の折れつまみを差し込んでねじねじするタイプ(実物見たことない人にはこの説明ではわかりませんわな)だし、窓ガラスは模様ガラスか、微かに波打ってる板ガラスだったり。

柱はいわゆる銘木です。こげな太い一本柱、さぞかしお高かったでしょうなあ。

全部で7つある「間」はそれぞれに趣向を変えて、装飾が施され、格子天井(網代の天井も)にまでこてこて絵画で飾られて、なんだかおめでたい気分満載。こんなところで結婚式(披露宴)やったら、別れるのに苦労しそう・・・(縁起でもない)

写真撮影禁止、を真に受けて一切撮影しませんでしたので、視覚的な素晴らしさは、公式サイトをごらん下さいまし。

目黒雅叙園  百段階段
http://www.megurogajoen.co.jp/event/toujiki/100dan.html

ご案内動画
http://www.megurogajoen.co.jp/introduction/about.html

ネットで「目黒雅叙園  百段階段」を検索したら、みなさん結構撮影してるんですね。あの豪華絢爛エレベーターだけでも撮ってくればよかったかも。

陶磁器展の後は雅叙園内をうろうろしましたが、あいにくと工事中で庭園は見られず、売店をいかにも買いそうな振りをして値札を確認しまわったり、ふかふかの絨緞の踏み心地を楽しんだりしました。

後から考えれば、雅叙園内の他の豪華絢爛エレベーターにも乗ってくればよかったと思うのですが、いかんせん結婚式関係者とはいえないラフな格好をしていました・・・(この次は化けて行きませう)。

その後は、駅ビルで美味しい天ぷら定食をいただいて、腹ごなしにと徒歩7分の自然教育園へお散歩に行って起伏に富んでだだっ広い園内を延々と歩き回り(熱中症の危険大)、結構いい運動したと思いながら帰ってきて、にも関わらず寄り道した吉祥寺駅から1駅分歩いて帰宅して、おおそうだまだ図書館閉館まで30分ある、と急ぎ足で本を返しに行って(また借りてきて)、その足で商店街をはしごして買い物して・・・

百段階段の「気」に当てられて、動き回りのスイッチが入っちゃったんでしょうね、きっと。

2010.9.8写真追加。雅叙園入口でたった1枚だけ撮りました。正面に見える瓦屋根は百段階段ではないかと・・・

100906hyaku

|

« 人生のモデル | トップページ | この暑さは寒露まで »

おさんぽ・美術館」カテゴリの記事

コメント

百段階段、ランチのいなだの刺身&天麩羅定食、自然教育園、すべて期待以上でした。

投稿: 同行人 | 2010年9月 7日 (火) 13時33分

お疲れさまでした。百段階段にはもう一度行きたいですね。それらしく装って、どこかの披露宴に出席するみたいなふりして、雅叙園の隅から隅まで見てみたい・・・

投稿: カピバラ | 2010年9月 7日 (火) 17時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/525834/49367809

この記事へのトラックバック一覧です: 百段階段 きんきらきん:

« 人生のモデル | トップページ | この暑さは寒露まで »