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2010年1月27日 (水)

田舎から消えつつある風景

お正月に実家に行った時の話です。

公共交通機関絶滅危機の地方都市ゆえ、どこへ行くにもタクシーを呼ばねばならず、いきおい家にこもりがちの生活でした。

短期間でずしんと胴体が重くなった気がして、少々散歩などをいたしました。

散歩=用も無いのに出歩く、とはばあ様の解釈でした。

「どこも行かんでいいから家でじっとしていろ」と。

運動不足を強いられるのは苦痛でありましたなあ。

だからという訳でもありませんが(ありますが)、久しぶりにご近所を歩いてみました。わたくしが田舎の子どもだった頃、実家の周辺は農村地帯で、家の真前は水田、その向こうは竹林が鬱蒼としたお寺でした。

今はぎっしりと家が立ち並び、竹林が枯れて全滅した後のお寺の敷地も半減したような気がします。

大きな農家が多くて、小学校の同級生には立派なお屋敷の子が大勢いました。子ども心に、身分の差をひしひしと感じたものです。
(わたくしんちは非農家の小さな家でした。)

のんびりした田舎でしたが、あっというまに農地は宅地に、屋敷は相続がらみか細切れ分割の家が建ち並ぶようになり、たまに取り残されたような畑で農作業をしている人をみると、時代劇を見ているような気がしてきます。

町(村)の様子はほとんど変わってしまいましたが、ところどころに昔が残っています。あと何年残っているかなあ・・・

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塀はコンクリートじゃなかったはず。屋根瓦も新しい。

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上の部分アップ。梁を見てくだされ。

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左の塀は板塀で道は舗装されておらず道草ぼうぼうだったはず。右の側溝は蓋なしの小さな流れだったはず。そうだ、フナとかとったはず。川にはミヤイリガイという恐ろしい貝がいるから入っちゃいけないと言われてたはず。近くに箕だの籠だの笊だの鍬だの納めた小屋もあったはずはずはず・・・・

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なんの変哲もない光景ですが、公道ではなくて個人の屋敷内の私道。無駄に広い空き地というのはいまや希少価値。

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