« 悪書追放とはなんぞや | トップページ | 奥の寄り道ー関口芭蕉庵 »

2009年7月 6日 (月)

早稲田駅で出口を間違えると

日曜日に久しぶりに都心へお出かけしました。
講談社野間記念館でやっている「近代日本の花鳥画〜花と鳥の肖像〜」を見に行きます。
最寄りの駅は地下鉄の「早稲田駅」。
(わたくしの住んでいる東京の外れから乗り換えなしで行ける、ありがたい地下鉄です。)

早稲田駅には何度か行ったことがありますので、お上りさんスタイルできょろきょろすることもなくさっそうと階段を上って地上にでます。

ええと、前は少し左側の道を通ったから、今日は右側に回ってみよう。

すたすた歩き始めました。いつもの左側とは雰囲気が違います。大通りはなんだかつまらないな。おおっ、通りの向こう側に風情のありそうな路地がちょろり。折よく地図表示もあります。

ほほう、向こう側だといろいろ史跡のありそうな由緒正しそうな・・・・
まよわず横断歩道をすたこら。

正解でありました。都会の真ん中とは思えない路地や坂道がいっぱい。路地の奥に入ってみたいけれど、住んでいらっしゃると思われる方がなにやらしておいでなので断念。小心者なので不審者扱いされるのはちょっと。

で、しばらく歩いて気になってきました。どうも目的地とは違う方向に歩いているみたい・・・

横道にそれて、あたりの所番地を見ながら地図帳を開くと、あれ〜、駅の反対側に来ちまっただよ、確信もって出口を間違えただよ。

引き返すのが一番の近道です。けど、悔しい。悔しいし、先を急ぐ訳でなし、せっかくだからもう少しうろついてみよう。とあてずっぽに歩き始めたら、おおおっ、いきなり漱石先生です。

090706sosekizo

『夏目漱石終焉の地』だそうです。『漱石山房』だそうです。『新宿区立漱石公園」だそうです。「明治40年(1907)9月から大正5年(1916)に亡くなるまでを過ごした家があった場所」だそうです。

資料館↓みたいなのがありまして、中にいた案内のおじさんがくれたパンフレットに書いてありました。

090706soseki1

これは猫塚。

090706sosekineko

当たり前ですけれど「我が輩」の猫の墓じゃないそうです。

公園内にいた猫と遊ぼうとしたら逃げられてしまいました。

思いがけず文豪と対面しましたが、道草はこの辺で切り上げて目的地へ急がねば、と見当をつけて歩きはじめると、またまた由緒ありそうな物件が。

090706yamaga

宗参寺の入り口に並んであった山鹿素行の墓と牛込氏の墓。お寺そのものは、最初寺社が無い、と探してしまったほどの近代建築に立て替えられていました。気軽にお参りできそうな雰囲気ではなかったので、お賽銭はパス。

いよいよ先を急がねばと歩き始めまして大通りに出ましたが、なんだか雰囲気が変。目的地がまた遠くなるような予感(悪寒)が。

地図帳を引っ張りだして確認すると、げっ、降りた駅に向かってる。思うに道が昔の農道よろしく曲がりくねっているため方向感覚が狂いっぱなしでした。

いざ方向修正。その前に面白そうな物件が。

090706rakuba

『落馬地蔵』だそうです。
 江戸時代、野駆けに訪れた3代将軍徳川家光は馬が突然いなないて立ち上がったため、この界隈で落馬。付近を調べてみると、地蔵が見つかった。家光はそれを「落馬地蔵」と名付けたという。現在、安置されている地蔵は、戦災後に新しくつくられたもの。(『早稲田ウィークリー』より)

先を急げっ。

ようやくたどり着いたのが胸突坂。野間記念館はこの坂を上った先の右側です。

090706munatuki

が、ここでまた誘惑が。坂の左は水神社です。昼なお暗く・・・・

090706jinja

鳥居の上をご覧下さい。黄泉から手が伸びておいでおいでをしている・・・

神社脇には、これまた由緒ありそうな地区消防団(?)の倉庫が。

090706souko

さて、先の胸突坂の写真の右側にちらと見えますのが「関口芭蕉庵」でございます。まえまえから入りたかったのですが入りそびれておりまして、どれ、本日はどうかしら・・・と扉に手をかけたら開きましたぞ。おおおっ・・・

と、あらたなる道草の始まり。(次回へ)

|

« 悪書追放とはなんぞや | トップページ | 奥の寄り道ー関口芭蕉庵 »

おさんぽ4・都心の庭園/公園」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/525834/45553713

この記事へのトラックバック一覧です: 早稲田駅で出口を間違えると:

« 悪書追放とはなんぞや | トップページ | 奥の寄り道ー関口芭蕉庵 »